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全国に2万弱ある小学校ホームページの中で一番高く評価されたのは、広島県尾道市立土堂小学校

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優れた小学校ホームページを表彰する「第9回全日本小学校ホームページ大賞」(以下、J-KIDS大賞2011)が決定。1月28日に、最終選考を経て各賞を発表する表彰式が行われた。

J-KIDS大賞は、2002年にスタート。「ホームページの活性化を通じて、学校と保護者・地域とのより良い関係の構築に寄与するとともに、未来を担う小学生が、主体的・積極的にホームページを使いこなす環境の醸成とリテラシーの育成に貢献する」ことを理念としている。慶應義塾大学環境情報学部長である村井純氏が実行委員長となり、損害保険ジャパンが実行委員会の事務局を務める。

開始当初は全国に2万ある小学校のうち、1万2180校がサイトを開設しているという状況。そのため、当初は小学校ホームページの普及を目的として審査を行っていた。9年目を迎えた今年は1万9598校と、9割近い小学校がホームページを開設。そのため、現在ではソーシャルメディアなども含め、どのようにサイトを使いこなしているかに重点を置いて審査を行っている。審査対象となった学校は、全国学校サイトの活性度を調査研究するページ「日本の学校」からカウント。インターネット上に公開されている小学校ホームページを可能な限り探し出し、選考対象としている。そこで挙がった各校のサイトの更新頻度など4つの条件を調べ、絞り込んだ後、協賛企業各社のボランティア社員1000名が数カ月かけてさらなる絞り込みを行ったものを最終的に審査している。

本年度は1万9598校の中から、昨年9月に都道府県代表校52校を決定し、12月に全国大会表彰校10校(「ベスト8」8校、「デジタルイメージ賞」および「グローイングアップ賞」各1校)を選出した。1月28日に「J-KIDS大賞」に選ばれたのは、広島県・尾道市立土堂小学校。読み手に対して、きめ細かい心遣いを忘れておらず、総合的に完成度が高いホームページとして評価された。また、フェイスブック、ツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービスを意欲的に取り入れ、ホームページと連動させており、新しい試みに対する小学校の体制も高く評価された。

各賞受賞校は次の通り。

J-KIDS大賞

広島県 尾道市立土堂小学校
※画像をクリックするとサイトが表示されます

文部科学大臣賞

静岡県 浜松市立大平台小学校
※画像をクリックするとサイトが表示されます

総務大臣賞

青森県 今別町立今別小学校
※画像をクリックするとサイトが表示されます

経済産業大臣賞・デジタルイメージ賞

滋賀県 長浜市立高月小学校
※画像をクリックするとサイトが表示されます

グローイングアップ賞

和歌山県 新宮市立王子小学校
※画像をクリックするとサイトが表示されます

ベスト8選出
埼玉県 寄居町立鉢形小学校
岡山県 岡山市立足守小学校
新潟県 新潟市立亀田東小学校
大阪府 堺市立五箇荘東小学校
沖縄県 那覇市立若狭小学校

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