広島県は、27日に新観光プロモーション「おしい!広島県」を開始した。
2月27日に「3月27日 広島県から大切なお知らせがあります」とホームページでの告知後、先週からティザームービーが公開、ネット上で話題になっていたキャンペーンの全貌が明らかになった。
このキャンペーンでは、広島観光大使である有吉弘行さんを委員長とする「広島県おしい!委員会」を設立。趣旨に賛同した西城秀樹さんほか広島県出身の著名人などのメンバーを中心に、1年を通じてさまざまな活動を実施していく。同県がこのような大型観光キャンペーンを実施するのは、2004 ~5年の「ええじゃん広島県ディスティネーションキャンペーン」以来。今年は、夏に「海フェスタおのみち」が、来年にJRのディスティネーションキャンペーンを控えていること、また大河ドラマ「平清盛」の舞台であることから企画。ウェブを中心に、さまざまなイベントを通じて、1年間にわたりキャンペーンを実施していく。
発表会に登場した湯崎英彦知事は、「瀬戸内海の素晴らしい景色、生産量日本一の食べ物、大河ドラマの舞台など、さまざまな魅力があるにもかかわらず、広く知られていない。より多くの人に広島に来てもらい、本当の良さを知ってもらうために、インパクトのあるメッセージが必要」と、今回のキャンペーンに至った経緯を話した。
委員会が目指すところは、広島中の「おしい!」を全国に発信することで、観光客を増やし、いろいろな面で「おしい!広島県」を、「おいしい!広島」に変えていくこと。ウェブではキャンペーンの全貌を知らせるムービー、広島県が認定した「おしい!」観光地や特産品を紹介する「広島県おしい!名鑑」、全国から身の回りにある「おしい!」できごとを募集する「マンスリーベストおしい!」といったコンテンツを用意。また、毎月04日を「お(0)しい(4)!」の日に制定し、さまざまなPR活動を行う予定だ。
オフィシャルサイトで公開されている「おしい!THE MOVIE」は委員会メンバーのみならず、うどん県副知事・要潤さん、広島県民650名も登場。ディレクターは、「Love Distance」でカンヌ広告祭金賞を受賞している江口カンさん。キャンペーンの企画制作は電通西日本。
ターゲットは、20~30代の女性。現在の観光客数(5千数百万人)から530万人増を目指す。
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