ユニリーバ・ジャパンは14日、米国生まれのプレミアムアイスクリームブランド「BEN&JERRY’S(ベンアンドジェリーズ)」の日本1号店を、東京・表参道ヒルズ同潤館1階にオープンする。
ブランドの日本上陸を記念し、14日のオープン初日は終日、来店客全員にアイスクリームを無料配布する1日限定キャンペーン「フリーコーンデー」を実施する。「フリーコーンデー」は、創業者であるベン・コーエン氏の「ビジネスは、地域社会に利益を還元する責任がある」との考えのもと、1979年から1年に1度、グローバルで開催し続けている恒例のイベントだ。
また同日に行われるオープニングセレモニーには、BEN&JERRY’Sの共同創業者であるジェリー・グリーンフィールド氏や、同社CEOのヨースティン・ソルハイム氏、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング プレジデント&CEOのレイ・ブレムナー氏が参加するほか、“BEN&JERRY’S PR大使”としてタレントのデーブ・スペクター氏、ブランドのキャラクターである牛の「ウッディ」も登場する。
店舗では、アイスクリームやサンデー、シェイクなどのほか、キャラクター「ウッディ」やアイスクリームをモチーフとしたオリジナルグッズも販売する。日本限定発売のiPhoneカバーや、オリジナルTシャツ、USBメモリーなど、ブランドの世界観を反映したさまざまなアイテムを展開する。
店舗オープンを前に、宣伝・広告活動にも積極的に取り組んでおり、東京メトロ表参道駅構内での駅貼り広告掲出や、表参道広告ジャックなどが目を引く。
東京メトロ表参道駅構内、および表参道にて展開されている広告。14日のオープン当日までの期待感を最大限に高めたい考え。
また公式フェイスブックページも開設しており、「ウッディ」による“ゆるい”投稿のほか、ミニゲームや投稿型企画など、さまざまなコンテンツを次々と展開し、ブランドの登場感をアピールするとともに、世界観を伝えていきたい考え。
公式フェイスブックページで公開されるゲームコンテンツ「LOVE&GAMES」シリーズ。シリーズ第1弾として、現在アップされているのが、「カウリング」だ。氷上競技のカーリングをモチーフとしたゲームで、牛のキャラクターを滑らせて イメージどおりの位置で止めるというシンプルな内容。
「BEN&JERRY’S」は、1978年に米国・バーモント州で創業したプレミアムアイスクリームブランド。2000年にユニリーバグループの傘下となり、現在は世界27カ国で展開している。アメリカでは2012年1月時点で294店舗を数え、店舗販売に加えてスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど販路を拡大している。
ゲームのほかにも、ブランドの世界観を体感できるコンテンツを「LOVE&TOOLS」 として公開している。こちらの第1弾として現在公開されている「PLANET OF THE COWS」は、 写真をアップロードすると、写っている人の顔を“牛(カウ)化”させることができるというもの。 “カウ化”した画像に“アタリ”が出ると、店舗にて アイスクリームを無料でもらえるキャンペーン付き。
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