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復興支援にアートの力を 東京藝大卒業生が作品を展示販売

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東京藝術大学美術学部の卒業生による東日本大震災の復興支援活動「サポサポproject」の第5回のイベントが、5月3日から6日まで、東京・代官山のヒルサイドテラスA棟ギャラリーで開かれる。デザイナーや画家などアーティストとして活動する卒業生63人による絵画、彫刻、現代美術、工芸などのアート作品を会場で展示販売する。

サポサポ1

会場には様々な美しいポストカードが並ぶ

サポサポ2

第四回サポサポproject。会場は大勢の人でにぎわった

「サポサポ」とは、“Support to support”(支援を支援する)との意味で、収益の一部を震災ボランティアの活動支援に充てる。被災地で必要とされているものを調査したうえで、これまで鍋やカセットコンロのような生活物資のほか、庭師による泥出しやがれき処理、爪のケアやマッサージといったサービス提供など多様な支援を手がけてきた。過去4回の支援額は200万円を超えるという。

販売するのはポストカード1枚(300円)から。「東京にいながらでも被災地の支援はできる」(プロジェクト代表の亀井伸二さん)と来場を促している。