「360°エンターテイメント・ストア」をコンセプトに、リニューアルを進めているタワーレコード渋谷店のグランドオープンが11月23日に決定した。

渋谷店は世界最大規模、世界一の品揃えを誇るCDショップを目指し、今回の全面リニューアルに合わせ、在庫枚数を10万枚増強し80万枚、売り場面積を約50坪増床し1550坪と強化する。

今回、目玉としてライブストリーミングスペース「CUTUP STUDIO」を新設。8月11日に幕張メッセで行われた「FREE DOMMUNE」に登場した嶺脇育夫代表取締役社長は、ライブストリーミングチャンネル「DOMMUNE」と共同で、渋谷店で行う様々なアーティストによるライブパフォーマンスをはじめオリジナル番組の配信を行う新しいカルチャー・プラットフォーム「TOWER RECORDOMMUNE SHIBUYA」を開設。渋谷店から番組を配信していくことを発表している。このメディアを通じ、人々が新たに音楽や文化に出会い、情報が拡散し、さらにまた多くの人々が渋谷に集まってくるという、街とリアルショップとインターネットの理想的な循環を創ることを目指す。

リニューアルア後、同店全CD販売フロアではタワーレコードオリジナルのタブレット端末によるデジタル試聴機を約70台導入。これにより国内盤として発売されている楽曲（※一部対象外楽曲あり）、邦楽、洋楽合わせ、約65万曲をフルバージョンで試聴できるようになる。フルバージョンで試聴できる楽曲については、随時増やしていく予定だ。

店内にはカフェや写真展等の催事企画を行うスペースも新たに設ける。商品だけではなく、各種ライブ、ストリーミング番組配信やインターネットでの情報発信など、さまざまなチャネルやフォーマットを使い、多くの人に「その時々の旬なエンターテイメントと直に（＝LIVEで）出会える場」を提供していきたい考えだ。