(c) 尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
熊本県の特産品の商品企画・通信販売を手掛けるおすそわけ村(熊本県熊本市)と、ライセンス事業や広告事業を展開するフェザンレーヴは24日、人気アニメ『ワンピース』とコラボレーションした熊本県産みかん「ナミのみかん〜プレミアム〜」を、特設サイトにて発表した。
「ナミのみかん〜プレミアム〜」は、熊本県産「プレミアムみかん」の詰め合わせ商品。「プレミアムみかん」は通常のみかんの糖度が8〜10度であるのに対し、特別な栽培方法により最低糖度が12度以上になったものだ。商品は分量別に3パターンあり、それぞれのパッケージに『ワンピース』のキャラクターが描かれている。イラストは、今回のために特別に描き起こしたもの。
『ワンピース』に登場し、主人公と冒険をともにするキャラクターの一人・ナミの大好きなものが「お金とみかん」であり、作中では、自身が育った村のみかんの木を主人公・ルフィの海賊船に移植するというエピソードもあることから、今回の企画に至った。
現在、熊本県のみかん農家の多くは、販売価格が生産コストを下回るなど厳しい経営状況が続き、みかん栽培離れが懸念されている。おすそわけ村ではこの現状を踏まえ、これまでに県内のみかん農家を組織化し、販路拡大や新種のみかん開発などに取り組んできた。今回のコラボ商品も、その取り組みの一環として発売するものだ。
10月からは、全国の総合スーパーや百貨店、アンテナショップの銀座熊本館でも発売する。販売期間は、来年3月までを予定している。
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