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LUSH、「化粧品のための動物実験」廃止を訴えるバッグの販売を開始

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LUSH

世界50カ国で展開するコスメブランド「LUSH(ラッシュ)」は12月26日、化粧品のための動物実験廃止を目指すメッセージを掲げたオーガニックコットン製のバッグ「FATバッグ」の販売を、日本全国の店舗と通信販売でスタートした。

「FAT」とは、「Fighting Animal Testing」の略。「化粧品のための動物実験」を地球上からなくそうというLUSHの意志・思いが込められており、バッグには、そのメッセージにあわせて、戦っているウサギのシルエットがプリントされている。このバッグの販売によって、多くの人がこの動物実験の問題について考えるきっかけをつくり、「化粧品のための動物実験」をなくす第一歩としたい考えだ。

インドで製造されるこのバッグは、精算に携わる女性やそのコミュニティを支援するためのフェアトレード商品。

「FATバッグ」の売り上げは、「化粧品のための動物実験」をなくすために活動している国内3団体、NPO法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)、NPO法人 アニマルライツセンター、PEACE(Put an End to Animal Cruelty and Exploitation)に全額(消費税を除く)寄付される。

JAVAは、動物実験代替法の開発や普及を目指す個人・団体を表彰する目的で英国のLUSHが消費者団体「Ethical Consumer」と2012年に共同創設した「LUSH PRIZE」の第1回受賞団体でもある。日本の大手化粧品メーカーに対して動物実験の廃止を求めたキャンペーンの成果が評価され、動物実験に関する世論喚起に取り組んだ団体に贈られる「LUSH PUBLIC AWARNESS賞」を受賞した。