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化粧品の動物実験廃止を促す「ラッシュプライズ」、今年度ノミネートがスタート

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英国の化粧品会社LUSH(ラッシュ)は、化粧品の開発で動物実験を廃止するための取り組みとして2012年に設立した「LUSH PRIZE(ラッシュプライズ)」の2013年度ノミネートをスタートした。世界中で動物実験代替法の開発・普及活動を行う団体や個人に授与されるもので、今回で2回目の開催となるもの。過去1年間の中で、①代替法の開発、②研究者育成、③ロビー活動、④世論提起、⑤研究者の5つの分野において目覚ましい貢献を果たした団体・個人に、賞と賞金(各部門5万ポンド:約650万円)が贈られる。

第1回の開催となった昨年は、8カ国13団体に賞が贈られた中で、日本のNPO「特定非営利法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)」が、動物実験に関する世論提起に取り組んだ団体を対象とする「PUBLIC AWARENESS賞」を受賞。2009年から展開してきた「ウサギを救え!化粧品の動物実験反対キャンペーン」において、署名、デモ行進、株主総会会場でのアピール行動など積極的な活動を通じて、国内最大手の化粧品会社・資生堂に動物実験廃止を決断させたことが受賞の決め手となった。

今年のエントリー締め切りは7月15日まで。昨年に続き、合計25万ポンド(約3250万円)の賞金が用意される。