“ふくしま農業PRサポーター”任命を受け、「福島の風評被害払拭のために、少しでも力になりたい」と話すフラガール。任命式にはフラガールを代表して2人が出席し、JA全農福島の本田良智県本部長から委任状を受け取った。

JA全農福島は、福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」（運営：常磐興産）で活動するフラガール全34人を「ふくしま農業PRサポーター」に任命した。今後、県内外のイベントで県産農畜産物をアピールするほか、田植えやモモ、リンゴの収穫、果物の受粉作業、牛や豚への餌やりなど、県内の農業に積極的に参加していく。原発事故の風評被害に苦しむ県内の農業に一役買おうと、スパリゾートハワイアンズ側が協力を申し出た。

任期は来年の3月31日まで。就任後は、農作業体験への参加など、幅広い広報活動を予定しており、初任務としていわき市の地元農家の田植えを手伝ったほか、29日には東京・新橋で行われるPRイベント「JA全農福島　福島県農畜産物情報発信イベント」にも参加しキックオフ宣言をする予定だ。