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「表現としての乳房」テーマのアート展開催――7月17日から

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OPPAIARTLAB

医学、生物学、文化人類学、心理学など各分野の研究者を中心に構成される乳房文化研究会は7月17日、ワコールの共催で、乳房をテーマにしたアート作品を展示する企画展「OPPAI ART LAB.πr事情展(オッパイ アート ラボ  パイアール ジジョウテン)2013」を京都市内でスタートする。

展示会のコンセプトは、「表現としての乳房」。京都市東山区の禅寺「建仁寺」の塔頭「禅居庵」を会場に、乳房をアートとして表現した公募作品・約100点を座布団の上に展示する。会期は7月21日まで。

「OPPAI ART LAB.」の開催は今回で2回目。

第1回は、同研究会の前身である「からだ文化研究会」が設立10周年を迎えた2001年に開催された。研究会の設立から20年、また第1回アート展の開催から12年が経過するなかで起こった社会や生活スタイルの変化、科学技術の進歩を背景に、今回、新たなメッセージの発信を担う作品を公募するに至った。

公募テーマは「<この胸のときめきを>ふたたび・・・・」。

「乳房」を題材とした45㎝×45㎝以内の平面作品、または45㎝×45㎝×高さ25㎝以内の立体作品を条件とし、第1回「OPPAI ART LAB.」参加の作家や、乳房文化研究会員、京阪神地区の芸術系大学、短大、高校、ワコール社員・OBを対象に呼び掛けた。

会期中は、展示作品のうち2点の作家によるパフォーマンスが行われるほか、7月20日には、今年1月の定例研究会「文学作品にみる乳房」で講師を務めた芥川賞作家の高城修三氏が主催する「連歌会」を同時開催する。一般参加(有料)が可能で、当日は「乳房」を発句とした連歌を詠む。連歌会会場への入場および鑑賞は無料。

乳房文化研究会は、乳房を中心に、女性の「からだ」と「こころ」をとりまく医学的・生物学的研究、社会や文化の問題を広く学際的に科学することを目的に活動する団体。病態科学研究所所長の田代眞一氏が会長を務めるほか、医学、生物学、文化人類学、心理学、被服造形学、芸術といったさまざまな分野の専門家が集まり、情報交換・議論を行っている。事務局はワコール社内に置かれ、事務局長は同社の人間科学研究所開発支援課長・岸本泰蔵氏が務める。

written by sendenkaigi