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コラム

宣伝会議 インターネットフォーラム 2013

WEB・デジタルマーケティングの効果を最大化する秘訣とは?(5)――アンダーワークス、ゼロスタート、ソニー、ソフトバンク・テクノロジー、 富士通、ゆめみ

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P1  アンダーワークス「О2Оを広義に捉えた新たな戦略構築」、ゼロスタート「マッチングチャンスを逃さない検索エンジン」
P2 ソニー「O2O情報を提供し、行動喚起する」、ソフトバンク・テクノロジー「ローデータの戦略活用で、売上向上を目指す」
P3 富士通「PC起動のたびに接触する『プリイン広告』」、ゆめみ「“ゲーミフィケーション”で優良顧客を育成」

O2O情報を提供し、行動喚起する


講演者:竹下直孝(ソニー FeliCa事業部 FLO:Q室 室長)

ソニー竹下氏

ソニーの「スマホdeチェックイン」は、NFC、FeliCa、音声認識といったスマートフォンの最新技術を活用したスマホアプリで、O2Oを手軽に実施できるASPサービスだ。時間や場所と連動した最新の企業情報を「プッシュ通知機能」で配信することができる。GPS機能による店舗への誘導や、専用タッチ端末を活用した「チェックイン機能」、チェックインと連動した「スタンプラリー機能」など、搭載機能は多岐にわたる。情報は全ユーザーに一斉通知するのはもちろん、直近のチェックイン時間に応じて、個別に配信することも可能だ。端末タッチログからユーザーごとの来店傾向や属性情報を分析・把握することもできるなど、企業のマーケティング・コミュニケーションに資する同アプリの機能が紹介された。


■ソニーのASPサービス「きせかえカレンダー」についてはこちら


ローデータの戦略活用で、売上向上を目指す


講演者:武田智之(ソフトバンク・テクノロジー イービジネスサービス事業部 Webインテリジェンス本部 部長)

ソフトバンクテクノロジー武田氏

顧客データやログデータ、店舗で得られる販売やポイントのデータなど、企業が取得可能な「ビッグデータ」は、オンライン・オフラインの垣根を越えて分散し、蓄積されている。ソフトバンク・テクノロジー Webインテリジェンス本部部長の武田智之氏は、複数のデータソースを統合・分析し、戦略的な活用をすることで売上の向上を実現するツールとして、「QVSource」と「QlikView」を紹介。あらゆるデータを可視化するだけでなく、さまざまな切り口からの分析が可能となる。操作も容易であることから、多くの企業で採用されている。ある店舗における、フェイスブックページの投稿と売上との関係性や、「いいね!」数と来店客数との関係性といった分析結果を紹介し、データ分析が売上に与える影響の大きさを示した。

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