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コラム

宣伝会議 インターネットフォーラム 2013

WEB・デジタルマーケティングの効果を最大化する秘訣とは?(5)――アンダーワークス、ゼロスタート、ソニー、ソフトバンク・テクノロジー、 富士通、ゆめみ

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P1  アンダーワークス「О2Оを広義に捉えた新たな戦略構築」、ゼロスタート「マッチングチャンスを逃さない検索エンジン」
P2 ソニー「O2O情報を提供し、行動喚起する」、ソフトバンク・テクノロジー「ローデータの戦略活用で、売上向上を目指す」
P3 富士通富士通「PC起動のたびに接触する『プリイン広告』」、ゆめみ「“ゲーミフィケーション”で優良顧客を育成」

富士通「PC起動のたびに接触する『プリイン広告』」


講演者:一木規正(富士通 ユキビタスサービス事業本部 コンシューマビジネス統括本部 アライアンス推進部)

富士通 一木規正氏

富士通が提案したのは、FMVに標準搭載する「プリイン広告」だ。広告メニューは、PC起動時のデスクトップ画面へのアイコン設置とブラウザへのお気に入り登録の2種類。リスティング広告やアフェリエイト広告はネット接続しなければ目に触れないが、プリイン広告はPCを起動すればユーザーの目に触れる。同社の想定では、デスクトップ画面の「プレミアムアイコン枠」で24万クリック、お気に入り登録の「プレミアムポジション枠(ファビコンと企業名が上段に掲載される)」で12万クリックを見込む。FMVは年間約100万台を出荷。平均使用年数は約5年で、ユーザーの半数が週に4~6日ネットを利用する。ユーザーへの長期的訴求が可能なプリイン広告を、今後はさまざまなデバイスと連携させることで付加価値を高めていくとした。

“ゲーミフィケーション”で優良顧客を育成


講演者:深田浩嗣 (ゆめみ 代表取締役)

ゆめみ.深田氏

ゆめみが提案するのは、ネットマーケティングにおけるゲーミフィケーションの活用だ。めざすのは新規集客ではなく、来訪ユーザーを活性化してLTVを向上させること。ゲーミフィケーションの手法に“おもてなし”の発想を組み合わせることで、オンラインでの接客のシステム化を図っている。チュートリアルによる初回訪問時の案内など、再訪のきっかけづくり。好奇心を刺激するリアルタイムのフィードバック。ユーザーとサービス提供者との関係性の可視化――。関係性の強さに応じた個別対応や、競争心を刺激する他ユーザーとの交流などにより、サイトを長く使い続けてくれる優良顧客を育成する。同社の手法は、ログイン率2.3倍、回遊率2.5倍、口コミ投稿率3倍、サイト内検索回数50%向上といった実績をあげている。