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コラム

もっと愛してブラックサンダー!伊藤係長の奮闘記

マーケティング部門を立ち上げる!

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さて、私が有楽製菓に入社したのは、今から13年前の2000年です。まだ現在のように店頭に商品が常時並べられるようなメーカーではありませんでした。正直、私も入社前は当社の商品を知りませんでした(私の入社時には、すでにブラックサンダーは世に出ていたんですけどね…)。

ブラックサンダーが売上を徐々に伸ばし始めたのは2003年頃からでしたが、決して明確な戦略があったわけではありません。多くのファンや販売店の応援があって成長した商品です。そこで、「これからは自分たちの手でもっとたくさんの人に愛してもらえる商品にしよう!」ということで立ち上がったのが、当社のマーケティング部です。

具体的には、社内で最も消費者に近い立ち位置で、「消費者とどのようにコミュニケーションをとって、どうやって永続的にブランドを愛してもらえるようにするか」、「いかに多くの人に知ってもらうようにするか」を考える部署です。もちろんブラックサンダーのことばかりではなく、他の新製品や新ブランドの企画も行います。

私はその設立当初から、マーケティング部に携わってきた者のひとりです。設立当初、マーケティング部が頭を悩ませたのは、具体的に何をするか?ということ。「マーケティング」と一口に言っても、その言葉が示す行動範囲は非常に広く、各企業によって業務内容もさまざまだと思います。ですからマーケティングの意味をよく考え、今の有楽製菓の状況にいちばんフィットした組織にしたいと思い、ずいぶん頭を悩ませました。その結果、「消費者に最も近い立ち位置」で、「商品を永続的に愛してもらえるよう働きかける」という現在の方針が決定したのです。

次回は、当社の目玉商品・ブラックサンダーについて、詳しく書きたいと思います。