日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、広島国際文化財団と共同で国内外に向けて平和を呼びかけるキャンペーン「ヒロシマ・アピールズ」を実施している。
この取り組みは1983年にスタート。第1回作品として、当時JAGDA会長の故・亀倉雄策氏による「燃え落ちる蝶」を発表した。以後、89年まで毎年会員代表1名が「ヒロシマの心」を言葉を超えて訴えるポスター「ヒロシマ・アピールズ」をボランティアで制作し、国内外に向けて平和を希求する活動を行ってきた。
戦後60 周年を迎えた2005年、広島の被爆60周年を機に活動を再開。そしてシリーズ16作目となる、2013年版のポスターを葛西薫氏(東京 サン・アド)が制作した。タイトルは「夏の陽のまぶしさ」。
完成したポスターは7月29日、広島市役所・市長公室において、葛西氏から松井一實広島市長に贈呈された。また、第8回平和市長会議総会(8月3日~6日/広島国際会議場)に参加する世界各都市の市長にも贈呈予定。その他、広島県医師会、広島県、平和団体、教育機関等に配布する。
なおポスターは一般にも販売しており、B1サイズで価格は1枚1,050円(税込)。広島平和記念資料館(原爆資料館)ミュージアムショップ 、広島市現代美術館 ミュージアムショップ 、MARUZEN(広島店)、廣文館(金座街本店、シャレオブックガーデン店)、ピカソ画房(堀川町本店)、JAGDA ONLINE SHOPにて販売される。
また、ヒロシマ・アピールズ・ポスター2013 発表を記念して、「ヒロシマ平和ポスター展 pieces for peace 2013」が8月15日~20日に被爆建物 旧日本銀行広島支店で、「ヒロシマ・アピールズ・ポスター展」が8月8日~20日にオリエンタルデザインギャラリーで開催される。
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