「義理チョコ」というコンセプトが決まると、次はブランドの位置づけや、今回の取り組みの目的を、明確な言葉にまとめることにしました。自分たちの意図を、企画を発注する広告会社と共有するためです。イベントや広告を頻繁に行っている企業の方々にとっては当たり前の話だと思いますが、何しろ初めてですので、右往左往します。議論を重ね、意見もまとまり、ようやく初めてのイベント戦略シートができました(どんな企画になったのか…次回詳しく書きたいと思います)。
当社は、広告や宣伝にかける予算が決められていません。決められていないというより、今まで行ってこなかったため、予算がありません。今回も広告会社から「予算はどのくらいですか?」と問われましたが、明確にお答えできないのが心苦しかったです。予算がないのは、別にいくらかけても良いというわけではなく、考えた企画が「面白いのか?」「価値が高いか?」で実施の是非を判断されるということです。社長の河合も交えて話し合い、「面白い!」となれば、やってみようということになるわけです。
ですから、社長に納得してもらえる企画にするため、広告会社から提案してもらった企画案を絞り、広告会社の方も含めて一つのチームになって議論を重ね、企画をさらにブラッシュアップ。ブランドのキャラクターにマッチする企画にまとめていきました。この過程で広告会社の方も、ブラックサンダーへの理解を深めてくれたように思います。今回の企画は「誰が何を決めた」ということは曖昧で、話し合いの中から一つひとつの個別具体的な内容が決められていきました。スケジュールもかなりギリギリになってしまいましたが、何とか社内の承認もおりました。そうして決まったのが、「バレンタイン 義理チョコイベント」です。
次回はイベント開催時の様子や、裏方で起こったことなどを詳しく紹介しようと思います。
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