ヨドバシカメラは、既に提供済みの同社スマートフォン用ショッピングアプリ「ヨドバシ」に、「外部ストア連携機能」と「価格比較機能」を追加してバージョンアップする。12月6日にiPhone対応し、12月中旬にはAndroidおよびKindleに対応する予定。

「外部ストア連携機能」では、バーコード商品検索結果に、ヨドバシカメラ以外のインターネットショッピングストアの価格や在庫等の情報を表示することができる。ユーザーはアプリの表示結果から外部ストアへ簡単に直接アクセスすることが可能となる。

サービス開始時点で連携可能な外部ストアは、Yahoo!ショッピング、東急ハンズ ネットストア、なんでも酒やカクヤスネットショップ、SEIYUドットコムなど。連携可能なショッピングストアは、今後顧客の要望や外部ストアの望に応じ、順次追加していく予定。

「価格比較機能」では、ヨドバシ・ドット・コムに掲載の価格と外部ショッピングストアの価格をこのアプリ内で比較することができる。

通常、自社サイト内での購入を促すため、他社のサイトとの比較や連携などは行わないことが多い。販促会議2013年6月号にて、同社副社長の藤沢和則氏が「消費者の立場で考えれば、店頭で自由にスマホを使い、自分が欲しい情報を見ながら検討できる売り場を選ぶ」と語っているように、まさに消費者の立場に立った機能と言える。

オンラインでの注文は、通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム同様、全品配達料金無料・日本全国主要エリア即日配達。また、「ネットで注文、店舗で受け取りサービス」においては、2014年1月上旬にマルチメディア梅田、2014年3月上旬にマルチメディアAkibaにて、受け取り可能時間帯を24時間に拡大する。

※雑誌「販促会議」2013年06月号より一部抜粋