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「さとり世代」の「さとり世代」認知は、3割弱

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東京広告協会主催の「大学生意識調査プロジェクト FUTURE2013」は、首都圏の大学生800名を対象に「ゆとり教育に関する意識調査」を実施。

12月9日、その結果を発表した。「自身が受けてきた『ゆとり教育』制度は良かったか」を問う設問に対しては、「良かった」「やや良かった」を合わせた賛成派の回答が52.6%、一方の「良くなかった」「あまり良くなかった」の反対派の合計が47.4%と意見が二分していることがわかった。

また調査では、この世代を評して「さとり世代」と言われることについても質問をしている。そもそも、「さとり世代」いう言葉を知っているかを問う設問では「知っている」と回答した人は25.3%と3割に満たない結果となった。

世間一般で言われる「さとり世代」の特徴を提示しながら、自身にあてはまるかを問うた設問では、「海外旅行に興味がある」が約7割、「浪費しがちだ」が約6割という結果に。

ゆとり世代の特性とも言われる「さとり」ではあるが、今回の調査では大学生には自身が「さとり」であるという実感も、また性格面でも当てはまらないという結果がでた。

「大学生意識調査プロジェクト FUTURE2013」は首都圏の大学でマーケティングを学ぶ大学生により結成され、1995年より続くプロジェクト。

今回の調査期間は2013年7月17日~8月2日の期間にかけ駒澤大学、上智大学、専修大学、東洋大学、日本大学に在籍する1~4年の男女を対象に行われた。