「記者は、頭を下げられるのか」金融庁幹部から突きつけられた言葉

記者の強みと弱み

様々な端末を持ち歩く。iPadには米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの伊藤穣一さんのサインと「Question Authority and think for yourself !」の文字。忙しくてご飯を食べる時がないときのために好物の「うまい棒」はカバンに常備。

口とペンばかり動かしてきた記者人生。とはいえ、ビジネスに生かせる力もあるのでは、と希望も抱いています。

たとえば、ジェームス・W・ヤング「アイデアのつくり方」(阪急コミュニケーションズ)などの本でも書かれているように、新しいアイデアは既存のサービス同士や既存の企業同士を組み合わせることで生まれるもの。先ほどの「ビックロ」もそうですが、記者はまったく別の業界の動向や情報を組み合わせて1本の記事にまとめる能力は持っています。

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竹下隆一郎(朝日新聞メディアラボ)
竹下隆一郎(朝日新聞メディアラボ)

1979年生まれ。幼少期から米国東部コネチカット州やニューメキシコ州に滞在。成蹊高校、慶応義塾大学法学部卒業。2002年朝日新聞社入社。宮崎、北九州、博多などの勤務を経て、経済部記者としてユニクロなど流通企業取材、金融庁などの経済政策取材を担当。同社の「ツイッター記者」として、記事の裏話なども積極的に発信してきた。2012年12月の衆議院選挙では、日本の大手メディアで初めて、ツイッターを使った選挙の世論観測を実施し、ウエブや紙で報じた。2013年9月から朝日新聞の社内ベンチャー部署「メディアラボ」。

ツイッター @ryuichirot
メディアラボ フェイスブック https://www.facebook.com/AsahiMediaLab

竹下隆一郎(朝日新聞メディアラボ)

1979年生まれ。幼少期から米国東部コネチカット州やニューメキシコ州に滞在。成蹊高校、慶応義塾大学法学部卒業。2002年朝日新聞社入社。宮崎、北九州、博多などの勤務を経て、経済部記者としてユニクロなど流通企業取材、金融庁などの経済政策取材を担当。同社の「ツイッター記者」として、記事の裏話なども積極的に発信してきた。2012年12月の衆議院選挙では、日本の大手メディアで初めて、ツイッターを使った選挙の世論観測を実施し、ウエブや紙で報じた。2013年9月から朝日新聞の社内ベンチャー部署「メディアラボ」。

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