企業とデザイナーのマッチングを目指す「東京ビジネスデザインアワード」優秀賞決定

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最優秀賞、優秀賞を受賞した皆さん。

「東京ビジネスデザインアワード」は、企業とデザイナーのマッチングを目指す、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティションで、東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)が運営している。

このアワードでは、まず東京都内の高い技術力を持つものづくり企業から、自社保有の技術や素材をテーマとして公募。その後、テーマに対してデザイナーから新規用途開発と企業の新しい主軸となりうる事業提案を募集し、審査が行われている。

2013年度「東京ビジネスデザインアワード」は1月29日に東京ミッドタウンで提案最終審査を開催し、先にテーマ賞に選ばれた12組の企業とデザイナーへの表彰が行われた。

またテーマ賞受賞デザイナーによる公開プレゼンテーションと審査をおこなった結果、最優秀賞1件、優秀賞2件が決定した。これら3件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、今後テーマ提供企業との間で提案の事業化・製品化に向けた協議が進められる。

最優秀賞

小関隆一 (アートディレクター・デザイナー/RKDS)

テーマ:世界最高レベルの“パイプ曲げ加工技術”/武州工業

美しく曲げられたパイプをつなぐ、大人も遊べる知育玩具

<提案> 自動車用パイプ部品などを製造する武州工業。複雑な形状も加工でき、少量多品種の生産も可能な技術を活かした、玩具の提案。細いパイプを曲げてシリコン部品でつなぎ組み合わせる事で構造物を作っていく。

優秀賞

山田佳一朗 (デザイナー/KAICHI DESIGN)

テーマ:自然に優しい工法、寄木の技術を応用した“木地挽き技法”/ラ・ルース

木地挽き技法の魅力を伝える、新たなブランド計画

<提案> 渋谷に本社、小田原に工場をもつラ・ルース。大量な商品が掲載されたカタログを見て山田氏がまず考えたのが「ブランドの整理」。元々企業が持つ特殊技術を活かした商品を軸に据えたリブランディングの計画となった。


松田龍太郎 (プロデューサー/oiseau)、中西香菜 (プロダクトデザイナー)、土屋勇太 (アートディレクター/豊作ブランディング)

テーマ:曲げ、折り、プレス、自由自在に成形可能な“金網加工技術”/石川金網株式会社

異素材を組み合わせた、布のような新しい金網

<提案> さまざまな素材で様々な織り方ができる石川金網の技術を活かした、新しい素材の開発とブランディング。まるでテキスタイルのように、スタイリッシュに素材販売していくビジネスモデル提案。

次ページ 「テーマ賞」に続く

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