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LINE、誰でも「スタンプ」の販売可能に 売上げは50%配分

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LINEは2月26日、LINEユーザーがイラストを自主制作した「スタンプ」を販売するためのプラットフォームを4月に開設すると発表した。個人・企業、プロ・アマチュアを問わず、LINEユーザーを対象に、スタンプを制作・販売することができるようになる。

販売する「スタンプ」は40種類1セットで100円のパッケージ。売上げの50%は制作者に配分する。「スタンプ」は、LINEでのやり取りで言葉を用いずに感情を伝える人気のコンテンツ。企業がスポンサードしたスタンプも多い。

制作者登録や「スタンプ」のアップロードは、4月開設予定の「LINE Creators Market(ライン
クリエイターズマーケット)」で行う。登録・申請は無料だが、LINEのアカウントが必要。また「スタンプ」の登録後、「日常会話、コミュニケーションで使いやすいか」「公序良俗に反するものでないか」などといった審査がある。販売自体は、LINEのコンテンツや仮想通貨の購入サイト「LINE
ウェブストア」で行う。

26日時点で、ユーザー数が世界で3億7000万人に到達したことも明らかにした。LINE事業の2013年通期売上額は343億円。そのなかでスタンプによる課金は約20%を占める。各国のユーザーやクリエイターによるスタンプの制作・販売で、収益の押し上げと、LINEの世界展開におけるローカライズの加速を狙う。