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コラム

コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常

運が悪くても死ぬだけだ。(3)

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[寄稿者一覧はこちら]

シモカワヨウヘイ(日本デザインセンター コピーライター)

【前回のコラム「運が悪くても死ぬだけだ。(2)」はこちら】

大学2年生くらいのとき、先っぽが尖った靴を履いて、前髪をヘアピンで止めていたことを真夜中定期的に思い出して地球から消えてしまいたくなります。火星に移住するプロジェクトみたいのありますよね?あれに応募したくなります。

前回、コピーライターになるため仕事を辞めて東京に戻ってきたところまで書きました。今回はコピーライター養成講座のことを書きたいと思います。

これで最後です。すいません、もう少しだけガマンしてください。

基礎コースの特徴や良さはたくさんあると思いますがダラダラ書くのもアレなので僕はある一点に絞って書きたいと思います。
“ 個人的にここが一番よかった!” って話です。

電話なんかやめてさぁ、表参道で会おうよ

そう、それは仲間がたくさんできたこと。

こんなことを書いたら怒られそうですが、講義で得たどの知識よりもこのことが一番大きかった。講座には “ コピーライター志望 ” もしくは “ コピーになんらかの興味がある ” 人しか基本的にいません。そんなの気が合うに決まってますよー。

だから講義後の懇親会だとか飲み会には多少無理してでも、30分だけでもいいから、積極的に参加することをおすすめします。(講義が終わると誰かが必ず「飲みにいきませんか?」と言い出します。絶対言い出します。それについていけばいいんです。)

こんなにたくさんの “ 同志 ” を一度に見つけられる場所ってなかなかないと思います。うわ、全3回のコラムで自信を持ってアドバイス出来ることってこれだけだ(笑)

苗場よりも幕張よりもアツい夏。

基礎コース修了後、専門コース谷山・井村・吉岡・照井コースに通いました。もう、本当の本当にこのコースめちゃくちゃおすすめです。

凄い量を書かされます。皆の前でコピーを読まされます。ガンガンダメ出しをされます。30人ちょっとの受講生はみんな熱いです。

打てば響くというか、本気で取り組めば取り組んだだけ必ずそれ相応の力がつく場所だと思います。夏に開講する講座なのですが、苗場や幕張で開催される某フェスよりもある意味ホットです。なんか松岡修造さんみたいになってしまった。講師の谷山さん、井村さん、吉岡さん、照井さん。この4人の方に忘れられないように頑張る、というのも僕の目標の1つです。

ぜんぶらものせいだ。

全3回ありがとうございました。たぶん読んでくださった方の役にはまったくたてなかったと思いますが僕はすんごい楽しかったです!

こんなペーペにコラムの話を振ってくれて、とりとめもない内容も寛大に許してくださった心の広い宣伝会議さんと、楽しい仲間達、そしてなによりも人生を変えてくれた中島らもさんに心から感謝します。

あの時神戸を飛び出してよかった!

無難な道と危ないけど楽しそうな道で迷ったら後者を選び続ける人生にしたいです。

だってほら、運が悪かったとしても死ぬだけですから。

シモカワヨウヘイさん
シモカワヨウヘイ
日本デザインセンター コピーライター。東京生まれ東京育ち悪そうな人はだいたい怖い。明治大学法学部法律学科出身。第23回京都広告賞 グランプリ、第50回宣伝会議賞 協賛企業賞、第25回BtoB広告テクノコピー賞 銅賞、など受賞。宣伝会議コピーライター養成講座2011年秋基礎コース、2013年春専門コース(谷山・井村・吉岡・照井クラス)修了。

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