「鍵付き」グーグルのDMがグランプリ受賞——第28回全日本DM大賞発表

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優れたダイレクトメール(DM)作品を顕彰する「第28回全日本DM大賞」(日本郵便主催)の入賞作品が27日発表され、グランプリにはグーグルの「〜ビジネス繁盛の“カギ”をGoogleと一緒に見つけませんか〜サービス体験型鍵付きDM」が選ばれた。


グーグルが提供するオンライン広告「Google Adwords(アドワーズ)」の利用促進を目的に、新規の優良見込客に向けて送ったもの。鍵が掛かった箱型のDMで、鍵を開ける3ケタの暗証番号を入手するためにグーグル検索を体験させるという仕掛け。箱の中には巻物の形の印刷物や扇子を同封。サイト上に掲載したアドワーズ活用事例に誘引した。

ネット検索して番号を入手し、鍵を開けてもらうというハードルがあるにもかからず、送付した1000通のうち95%が鍵を開け、約半数がオンライン上または同封アンケートによる回答があったという。

このほか、金賞にはコンビネクスト、ベネッセコーポレーション、学校法人立命館 立命館アジア太平洋大学の3社が受賞した。コンビネクストは「コンビミニ」ブランドのベビーウェアのプロモーションの一環で実施したもの。

ターゲットとなる妊婦の妊娠月例別にきめ細かいアプローチを行い、商品購入率を従来実績の26倍に引き上げた。ベネッセは2、3歳児向け英語教育の通信教材のプロモーションで、2〜3歳時点から英語を始める意義を分かりやすく訴求した。

立命館アジア太平洋大学はアジア各国に向け、留学生募集のキャンペーンをDMとWebをからめて展開。子と親、それぞれの関心事に合わせたメッセージが奏功するなど、前年度を上回る高いレスポンスを達成したことが高く評価された。

このほか、銀賞8点、銅賞12点、審査委員特別賞3点、プログレッシブ賞6点が選ばれ、同日都内で開催された贈賞式で表彰が行われた。

贈賞式の冒頭、日本郵便 常務執行役員の稲澤徹氏は「応募総数は昨年を上回る712点。歴史ある本賞をきっかけに、紙のDMの魅力と効果を訴求していきたい」と挨拶した。

審査対象は、2012年11月から13年10月までに制作され、実際にDMとして発送されたもの。前回(689点)を上回る712点の応募があった。

入賞作品は3月10日から14日まで、東京・汐留のトッパンフォームズビル1階ロビーで展示される(10時から18時まで)。

主な入賞作品はこちら。

【金賞 グランプリ】

「〜ビジネス繁盛の“カギ”をGoogleと一緒に見つけませんか〜サービス体験型鍵付きDM」

グランプリを受賞したグーグルの伊佐裕也氏(中央)とエムアールエム・ワールドワイドの中塚雄士氏(右)。

(広告主:グーグル/制作者:エムアールエム・ワールドワイド)

【金賞】

妊娠月齢分析によるタイミングとオファー最適化で、見込み顧客の本品購入率を26倍に変えたマジック」(審査委員特別賞・実施効果部門を同時受賞)

(広告主:コンビネクスト/制作者:ダイレクトマーケティングゼロ)

「しまじろうと一緒に英語を始めよう!<こどもちゃれんじEnglish>プロモーション」

(広告主:ベネッセコーポレーション/制作者:ローグクリエイティブ、SASUGA、東京日高事務所

「『子が興味、親が納得、子が決意。』Wターゲット攻略の二百四十夜物語DM」(審査委員特別賞・クロスメディア部門を同時受賞)

(広告主:学校法人立命館 立命館アジア太平洋大学/制作者:ダイレクトマーケティングゼロ

【銀賞】(以下、広告主社名のみ)

アテニア▽アドバHRソリューションズ▽小樽洋菓子舗ルタオ(ケイシイシイ)▽グーグル▽ダイレクトマーケティングゼロ▽ディセンシア▽福岡工業大学▽ベネッセコーポレーション

【銅賞】

あきゅらいず美養品(審査委員特別賞・クリエイティブ部門を同時受賞)▽いなげや▽えがお▽大鹿印刷所▽生活協同組合コープこうべ コープ共済センター▽常陽銀行▽砂子屋書房▽長坂養蜂場▽日本マイクロソフト▽日本レクシー▽ノバルティス アニマルヘルス▽阪急交通社

【プログレッシブ賞】

かみやま農園▽坂本農園▽大佛クリーニング▽ティールーム紅茶の森▽長谷川興産▽ピュアボックス

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