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世界の希少生物を追うプラントハンターが、オフィスプロデュース

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仕事、休憩、イベントなど多目的に使えるフリースペースは、プラントハンターの西畠清順氏のプロデュース。

仕事、休憩、イベントなど多目的に使えるフリースペースは、プラントハンターの西畠清順氏のプロデュース。


執務スペースの柱には、同社の理念「Sansanのカタチ」をさまざまな言語に訳した文章が。

執務スペースの柱には、同社の理念「Sansanのカタチ」をさまざまな言語に訳した文章が。

クラウド名刺管理サービスを手掛けるSansanは13日、3月から稼働した東京・表参道の新オフィスを身近なメディア関係者やIT系の広報担当者向けに公開した。業容拡大に伴う従業員の増加のため、市ヶ谷より移転した。直接的な露出のためのメディア向けお披露目会ではなく、「リレーションを深める」(広報担当)のが狙い。

取締役CWO(Chief Workstyle Officer)コーポレートコミュニケーション本部長の角川素久氏は、新オフィスのコンセプトを「We are Sansan」と説明。執務スペースの柱には、企業理念である「Sansanのカタチ」の文章がさまざまな言語で書かれている。「どこにいても、Sansanらしさを感じられるように」と考えた。

ユニークなのは、懇親会が行われたオフィスの中庭「Garden」のしつらえ。依頼に応じ、世界中から希少植物を探す「プラントハンター」の西畠清順氏がプロデュースした空間には、各地から集めた植物が所狭しと並び、中には天井から吊るされているものも。仕事場として、休憩場所として、またイベントスペースとして活用している。

同社は、徳島県神山町にサテライトオフィスを構えたことが、メディアでも話題だ。「代表の寺田(親弘社長)はシリコンバレーで働いていた経験もあり、勢いのある企業が自然豊かな環境で革新的な仕事をするのを目の当たりにしてきた。社員の生産性を高める試みの一つ」と角川氏は話す。

エントランスにも、その神山町から切り出した巨石を配するなど、事業領域の「デジタル」と「アナログ」、その両面を持つSansanらしさを演出している。

サテライトオフィスのある徳島県神山町から運ばれた岩のエントランス。

サテライトオフィスのある徳島県神山町から運ばれた岩のエントランス。

会議室の壁紙には、役員の“座高”に合わせてロゴを配置。インタビューを受けた際にロゴが写り込むように、と広報が提案したという。

会議室の壁紙には、役員の“座高”に合わせてロゴを配置。インタビューを受けた際にロゴが写り込むように、と広報が提案したという。