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紙に描いた魚が泳ぎだす?! チームラボと大広が大阪・海遊館でアート作品を公開

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チームラボと大広は、NTT西日本の協賛・技術協力により、紙に描いた魚が水槽で泳ぎ出す体感アート作品「お絵かき水族館 with NTT西日本」を海遊館(大阪市)で開催している。

これは参加型のデジタル・インスタレーション作品で、紙に描いた魚が会場に設置された巨大なデジタル水族館の中を泳ぐというもの。9種類の魚の輪郭が書かれた画用紙から好きなものを選び、クレヨンで魚を描き専用の装置でスキャンすると、その魚がプロジェクターによって投影された高さ4メートルにも及ぶ巨大な水槽で泳ぎ始めるというもの。

魚によって動き方が違っていたり、水槽に近づくと魚に餌をあげたりすることなどもでき、自分の描いた魚がまるで生きているかのような感覚を体験できる。

「お絵かき水族館」で描いた魚が泳ぐ様子は、リアルタイムでムービーになりYouTube上で公開。参加者は自分の作品をPCやスマートフォンで見ることができる。

今回の作品の狙いについて、チームラボ代表・猪子寿之氏は「現状の日本の教育は宿題もテストも、個人の総合的な能力を測られ、評価される。また暗記主体でクリエイティブな学習が少ない。しかし社会では、個人より集団で共創して良いものを作り上げることも多く求められる。

特に新興企業では専門分野が違う人同士でアウトプットしたり、結果的に創造的であることが重要だったりする。そこで、一つの水族館を作るという創造的な体験を通して、チームで何かをする“共創”への興味を感じてもらいたかった」と話している。

「お絵かき水族館」は3月31日まで開催している。