コンテンツマーケティングは自転車のように乗りこなそう!

【前回のコラム】「グロースハックとは、結局コミットメントの話なのだ」はこちら

「コンテンツマーケティング」というワードが、マーケターや広告関係者の間でバズっていますね。

コンテンツを使ったマーケティングと聞くと、とくに新しいものではないように感じますが、どうやらこれまでのマーケティングや広告手法とは違うようです。

伝えたい情報を企業側から人々に押しつけるのではなく、魅力的なコンテンツを用意することによって、人々のほうから探し出してもらえるようにするのだといいます。

こういった考え方が注目されることになったのは、ご存じの通り、世の中に流通する情報量が爆発的に増えたからです。

残念ながら、インターネット上の膨大な情報の中から、わざわざ広告を検索してくれる人はいません。つまり広告には、SEO対策の意味もありません。

ならば、人々のほうから訪ねてきてもらえるように、広告自体を面白くて役に立つコンテンツにするしかない、というわけです。

では、面白くて役に立つコンテンツとは、どんなものでしょうか。

コンテンツの定義には幅があるので、いろんな形態が考えられるでしょう。

ドラマのようなストーリームービー、音楽ビデオ、長文読み物、体験型ゲーム、取扱説明ビデオ、コミュニティサイトなどなど、ざっと挙げるだけでもさまざまあります。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 2004 / 2519 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)
京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)

大手銀行でM&Aアドバイザーを経て、2001年電通入社。
主に、グローバルブランドやITサービス、スタートアップ企業を担当し、
ソーシャルメディア・デジタル領域を中心とするエンゲージメント・プランニングや、
データサイエンスに基づくグロースハックを手がける。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに毎年参加している。
著書に『ロングエンゲージメント』(あさ出版)、『つなげる広告』(アスキー新書)など。
東京都市大学非常勤講師。

京井 良彦(電通 マーケティング・デザイン・センター プランニング・ディレクター)

大手銀行でM&Aアドバイザーを経て、2001年電通入社。
主に、グローバルブランドやITサービス、スタートアップ企業を担当し、
ソーシャルメディア・デジタル領域を中心とするエンゲージメント・プランニングや、
データサイエンスに基づくグロースハックを手がける。
カンヌ国際クリエイティビティ・フェスティバルに毎年参加している。
著書に『ロングエンゲージメント』(あさ出版)、『つなげる広告』(アスキー新書)など。
東京都市大学非常勤講師。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ