【前回のコラム】「「謎を解く」快感が、O2Oを成功に導く理由。」はこちら<アドタイの謎3>

解けましたでしょうか。
一度ひらめいても、まだいくつも段階があるという構造の謎です。
いろいろな要素に注目しなくてはならず、解いていて次はこれ、今度はそれ、とふりまわされます。
そういうところも楽しめますね。
コラムの最後に、この謎の解答と、次の謎を掲載しておきます。
ストーリーへ没入できる「公演型」謎解きの魅力
さて、今回は、前回のコラムでご紹介した「
」のうち、「公演型」の謎解きイベントを、タイアップやプロモーションという視点で見つめてみましょう。
公演型は、ある限定された空間に参加者だけが閉じ込められ、そこから脱出したり、仕掛けられた爆弾を解除したり、悪い魔女のかけた呪いを打ち破ったり、暴走したコンピューターを止めたり、と、さまざまな目的を達成することをめざす形式です。
何人かでチームを組んだり、個々人で独立して動いたり、その場の全員で協力したりと、そのスタイルは様々ですが、共通して言えることがあります。
物語やシチュエーションへの圧倒的な没入感です。
外から鍵のかけられた部屋で、目の前にチクタクと時を刻む時限爆弾がある。
犯人からの犯行声明。
何をすべきか、これ以上ないというくらいわかりやすい状況ですね。
犯行声明には謎の暗号が書かれており、それを解けば爆弾の解除方法がわかるという寸法です。制限時間以内にすべての謎を解き明かし、生き残ることが目的となります。