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コラム

私家版・「通販コピー塾」

心理学にコピーのヒントあり。

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今回ここに挙げたものも含めて、心理学の論文や実験などは、もう数十年も昔のものがほとんどなのですが、今あらためて広告コピーづくりの手法にあてはめても、理にかなったものが多いことに驚かされます。機会があれば、ぜひ心理学関連の本を一冊、コピーライター目線で点検してみてください。きっと面白いヒントが見つかります。

これは最近見つけたいくつかの例です。あなたは、どちらのほうが読み手を引きつける表現だと感じるでしょうか?

●A「料金半額」と、
  B「1時間無料」

●A「この店のラーメンは高い。でも、おいしい」と、
  B「この店のラーメンはおいしい。でも、高い」

●A「知って得する節約情報」と、
  B「知らないと損する節約情報」

●A「この会社の株を買うと100万円儲かります」と、
  B「この会社の株を買って100万円儲けた人がいます」

僕の個人的な答えはB、A、B、Bですが、これは時と場合で変わってくるケースもあると思います。東京と大阪では反応がちがったり…。ともあれ、言葉を入れ替えたり逆説的にするだけのことで、相手の心理にちがいが生じることだけは肝に銘じておきましょう。

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