「Uber(ウーバー)」で呼んだハイヤー車内で、「Spotify(スポティファイ)」の音楽が聞けるようになる。21日から、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、シンガポール、ストックホルム、シドニーほか10都市でスタートする。スマートフォン向けハイヤー配車のウーバーと、定額制音楽配信のスポティファイの両社が17日、サービス提携を発表した。対象地域は順次追加する予定。
「Uber」アプリと、「Spotify」のアカウントを連携させた上で、ハイヤーやタクシーの配車を依頼。対象車両であれば、指定した「Spotify」のプレイリスト(楽曲リスト)が車内スピーカーで再生される。サービスが利用できる車両かどうかは、「Uber」アプリ上で確認できる。
利用するには「Uber」ユーザーで、かつ「Spotify」の有料会員である必要がある。ただし、ウーバーは1週間の期間限定で、「Spotify」無料会員も利用できるようにするという。
「Uber」は現在、世界46カ国70都市でサービスを展開しており、11月5日には「Googleマップ」に配車時間表示を始めるなど、他社との連携を強めている。「Spotify」の有料会員数は2014年5月時点で1000万人。
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