こんにちは、ヴィレッジヴァンガードの関戸康嗣です。ヴィレッジヴァンガードでは、下北沢店店長をはじめ、首都圏主要店舗の店長やエリアマネージャーをしていました。現在は、本部にて社内のノウハウをまとめるプロジェクトを担当しています。
このコラムでは、「ヴィレッジヴァンガードに学ぶお店づくり~ヴィレヴァンのこんなんだってあり」と題して、通常の小売店とは一味違う顧客へのアプローチを紹介します。
第一回は、お店とお客様のフラットな関係性についてのお話。私が入社した頃、まだヴィレッジヴァンガードが一部の方にしか知られていない頃のエピソードを交えながらお伝えしていこうかと思います。
ヴィレッジヴァンガード たのしい清貧生活
ヴィレッジヴァンガードに勢いで「入社したいんですけど」と言ってしまってから、はや15年。創業者である会長の本には時給500円って書いてあったから、面接で時給600円と聞いたとき、「ほんとに良いんですか!?」と答えたのを思い出す(当時、高校生でも800円は貰っていたと思う)。当時は、給料は間違っていたり、遅れたりは当たり前。電気代も払えず真っ暗闇で生活するなんてのは、日常茶飯事だった。
金はないけど、お客様に文化を発信しよう。業界の常識は無視して、お客様本位の店づくりをしよう。一冊の本をどこで買ったか思い出してもらえるような店づくりをしよう。書店員の仕事は人の人生に波紋を作る神聖な仕事だ。まさにこんな感じ。
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関戸康嗣(ヴィレッジヴァンガード 営業企画部リーダー)
関戸康嗣(ヴィレッジヴァンガード 営業企画部リーダー)
ヴィッジヴァンガード営業企画部リーダー。1999年ヴィレッジヴァンガード下北沢店に勢いで「入社したいんですけど」と言ってしまう。清貧の思想で薄給に耐えながらも、下北沢で文化発信の一端を担う。
その後「3カ月以内に売上改善できなければ閉店する予定だから」と言われながら横浜ワールドポーターズ店で店長デビュー。馬車馬のごとく働いて3カ月後には全国最下位の店舗を全国トップへ。ここでだいぶ寿命が縮まる。以後、仕事のブレーキが壊れたまま、下北沢店店長、自由が丘店店長をはじめ、主要首都圏店舗の店長を歴任する。
2006年から首都圏のエリアマネージャー、2011年震災後、東北エリアマネージャー。現在、本部にて、ヴィレッジヴァンガードのノウハウをまとめるプロジェクトのリーダー。最近では、他社の企業内研修やイベントでのPOPライティングセミナーの講師も務める。
ウェブサイト http://www.village-v.co.jp
Twitter https://twitter.com/vgvd
Facebook https://www.facebook.com/VillageVanguardOnline
関戸康嗣(ヴィレッジヴァンガード 営業企画部リーダー)
ヴィッジヴァンガード営業企画部リーダー。1999年ヴィレッジヴァンガード下北沢店に勢いで「入社したいんですけど」と言ってしまう。清貧の思想で薄給に耐えながらも、下北沢で文化発信の一端を担う。
その後「3カ月以内に売上改善できなければ閉店する予定だから」と言われながら横浜ワールドポーターズ店で店長デビュー。馬車馬のごとく働いて3カ月後には全国最下位の店舗を全国トップへ。ここでだいぶ寿命が縮まる。以後、仕事のブレーキが壊れたまま、下北沢店店長、自由が丘店店長をはじめ、主要首都圏店舗の店長を歴任する。
2006年から首都圏のエリアマネージャー、2011年震災後、東北エリアマネージャー。現在、本部にて、ヴィレッジヴァンガードのノウハウをまとめるプロジェクトのリーダー。最近では、他社の企業内研修やイベントでのPOPライティングセミナーの講師も務める。
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