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主役はモバイルからIoTへ、世界が注目するテクノロジーの祭典——現地からレポート「CES2015」③

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メイン会場の顔は4Kテレビ

メイン会場に入ると、LGのOLED TV(有機ELディスプレイ)が出迎えてくれます。CESの展示の顔はなんといってもテレビで、LG、SAMSUNG、パナソニック、シャープ、東芝、ソニーから最近台頭している中国メーカーに至るまで4Kテレビを展示の主役に置いています。
今年は、昨年から登場している4K Ultra HD Curved TV(曲面の4Kテレビ)を各社から出展されています。テレビの操作画面は、タブレットPCのような操作感となっており、NetflixやHuluといったIPベースのビデオサービスへのアクセスを容易にしています。
ちなみに、テレビメーカー各社は、「ANDROID」「Tizen」「WebOS」「Firefox OS」などのプラットフォームを載せたTVを発表しており、パソコンやスマートフォンなどのOS覇権争い同様に、米国ではスマートTV用のOSプラットフォームが勢力争いをしております。米国では、IPベースのビデオオンデマンドサービスが普及していることもあり、PCやモバイルと同様のエコシステムがTV端末の中で出来上がる可能性が十分にあると言えます。

Ultra HDTV 4Kの展示(LG)。

パナソニックが出展する4K OLED TV。

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