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クリエイティブディレクター 西島知宏氏が、自社でデジタルメディアを創刊

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広告企画・制作会社 BASEがデジタルメディア「街角のクリエイティブ」を創刊した。編集長を務めるのは、クリエイティブディレクターとして国内外の広告賞を数多く受賞している同社 西島知宏氏。編集部は同社内に置く。

街角のクリエイティブHP

「街角のクリエイティブ」は、世の中にあふれるちょっとしたクリエイティブから、クリエイティブ業界の大きな潮流、クリエイティブな旅の仕方、そして街クリオリジナルの映像コンテンツの制作まで、あらゆるクリエイティブを扱うデジタルメディア。主な読者対象は、 “クリエイティブなものに興味を持つすべての人”。パリ、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン在住のライター、そして世界一周中の旅人ライターが記事を執筆する。

コピーライター、クリエイティブディレクターである西島氏は、「“広告のコンテンツ化”と叫ばれる昨今、そもそも“面白いコンテンツとは何か、自分たちは分かっているのか?”という問いに答えを出したい」と考え、このメディアを立ち上げたという。その背景について、次のように話す。

「“何かを売りたい”“企業のブランド価値を上げたい”と全面に押し出しても、なかなか見てもらえない時代。広告もコンテンツとして面白くなければ見てもらいにくくなっている。でも、コンテンツ化と言っても、そもそも純粋なコンテンツを作ったことがない人が“広告をコンテンツとして面白くしないといけない、しかも、モノも売らないといけない”という難しいお題をクリアできるはずがない。ここの問題意識が『街角のクリエイティブ』をつくろうと思ったきっかけです。広告も知っていて、コンテンツのこともわかった上で、初めて広告のコンテンツ化と言えるのではないかと。

ただ、一方で自信はありました。コピーライターとして“文字ベースで緻密に1つのものを作り上げていく”という行為に関しては絶対の自信がある。“編集”や“PR視点での記事作り”をトライ&エラーしていけば、他にはないメディアを作ることが可能だと思って立ち上げました」。

現在、「ウユニ塩湖(ボリビア)で撮影を楽しむためのポイント5つ」「大のコーヒー好き」にお勧めしたいニューヨークハーレムの穴場3店舗」「カワイイは作れる!!女性向けWebサイトデザインのポイント」など、幅広い視点からクリエイティブをとらえた記事が公開されている。