■1.関係者が黙っていれば外部からは問題が発見しづらい
まず2012年ごろに話題になったクチコミサイトなどにおけるステマ手法に比べて、メディア企業によるステマやノンクレジット問題が公に問題として議論されづらいのは、メディアなどの関係者が黙っていれば外部からは非常に問題が発見しづらいという根本的な構造にあります。
まず2012年ごろに話題になったクチコミサイトなどにおけるステマ手法に比べて、メディア企業によるステマやノンクレジット問題が公に問題として議論されづらいのは、メディアなどの関係者が黙っていれば外部からは非常に問題が発見しづらいという根本的な構造にあります。
徳力基彦(とくりき・もとひこ)NTT等を経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。「アンバサダーを重視するアプローチ」をキーワードに、ソーシャルメディアの企業活用についての啓蒙活動を担当。書籍「アンバサダーマーケティング」においては解説を担当した。