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【今週の注目記事まとめ】NETFLIX流マーケティングと日本市場の戦略/「3秒クッキング爆速シリーズ」に続く、NTTドコモのWeb動画など。

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仮説は持っても、戦略は規定しない。NETFLIX流マーケティングと日本市場の戦略(前編)

NETFLIX 副社長 執行役員 大崎 貴之氏 (聞き手・境治)

写真左から境治氏と大崎貴之氏。

顧客の声を基に、日々改善

境:9月2日から日本でもサービスが開始になりますが、サービスインする時のラインナップはどうなっているのでしょうか。

大崎:NETFLIXではサービス開始前も後も配信するコンテンツの全ラインナップを公開することはないんです。ただ日本はハリウッド映画が大きなシェアを占める他の国と比べ、邦画コンテンツの支持が高いので、邦画ラインナップを充実させるという方針はあります。

境:それ、大事ですよね。日本では6月にフジテレビがNETFLIXに対してオリジナルコンテンツを制作・供給するという発表が話題になっていて、あまり映画の話はでてきていませんでしたから。

大崎:日本のドラマだけでなく、映画も配信できるようにしていきたいと思っていますし、そのラインナップの充実度については、自信を持っています。
自分たちで言うのもなんなのですが、NETFLIXという会社には謙虚なところがあるというか、常に研究して成長していこうという風土があります。社内ではよく「Learn & Improve」と言っていて、日本に進出するに際しても、数年前から丹念に市場調査をし、お客さまの声も聞いてきました。ですから邦画や日本のドラマの大切さはよく理解しています。

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境治さんの連載コラムはこちら

コカ・コーラとスターバックスに学ぶ、バナー広告では得られない「メディア運営の可能性」

【コラムニスト】徳力基彦(アジャイルメディア・ネットワーク 取締役 CMO ブロガー)

Webサイトをメディアに変えたコカ・コーラ

実際にこの画像をクリックしてサイトに行って、縦にスクロールしてみて下さい。ぱっと見ると、どこかのメディアサイトに見えると思いますが、このサイトはれっきとしたコカ・コーラのグローバルのトップページ。

通常、飲料メーカーのWebサイトというと、自社の商品の画像一覧や、広告の画像が並んでいるイメージを持たれる方が多いと思いますが、コカ・コーラは自社のトップページを思い切ってメディアサイトに変えてしまったのです。

コカ・コーラでは2011年の夏に「Content 2020」という宣言をし、“Creative Excellence”から“Content Excellence”へという方針転換をしたことで有名です。つまりコカ・コーラは広告クリエイティブに注力するのではなく、コンテンツに注力するという宣言をしているのです。

ここまでドラスティックなサイト変更はアメリカの話であって、日本では無理、と思う方もいるかもしれませんが、日本コカ・コーラのWebサイトも2013年から、グローバルサイトと同様の形式にリニューアルされ、すでに2年以上運用されています。

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【前回コラム】「メディアのバナー広告を買うのと、自分達でメディアを作るのはどちらが安いか?(下・B2C編)」はこちら

「3秒クッキング爆速シリーズ」に続く、NTTドコモがWeb動画「ファンタスティック・アニメ・マシーン」篇を公開

2015年6月に開催された「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で、2014年11月に公開したWeb動画「3秒クッキング爆速エビフライ」篇と続編の「3秒クッキング爆速餃子」篇で、3部門でゴールドとシルバーを受賞したNTTドコモ(以下、ドコモ)。ドコモでは特に、若年層へのリーチを目的にWeb動画の活用に積極的に取り組んでいる。ドコモ プロモーション部 第一制作担当 主査の深田大介氏は「テレビCMのクリエイティブとは、違う挑戦をできるのがWeb動画の魅力。マス広告だけではリーチできない若年層をターゲットにした施策では、Web動画を積極的に活用していきたい」と話す。

この夏から秋にかけて複数の動画公開を予定しているが、その第一弾となる「ファンタスティック・アニメ・マシーン」篇が8月14日に公開された。この動画は、ドコモが展開する「dアニメストア」のプロモーションを目的にしたもので、14日から開催の「コミックマーケット88」に照準を合わせ、制作・公開した。

今回の動画のポイントは……

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