第55回 ACC CMフェスティバル贈賞式―グランプリ受賞者コメント

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今年で55回目を迎えるACC CM フェスティバル贈賞式・記念パーティが10月28日に開催された。

二年前に新設した「小田桐昭賞」は、CMの企画力、アイデアのチカラに対して制作者「個人」へエールを送るために設けられたもの。英進館・中学部「歩く男」篇他2篇を制作した村田俊平さんに贈られた。

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東海テレビの代表取締役社長・内田優氏

続いて総務大臣賞が輿水恵一総務大臣政務官より贈られ、受賞者である東海テレビの代表取締役社長・内田優氏、本田技研工業の常務執行役員・関口孝氏、サントリーホールディングスの執行役員・久保田和昌氏、メルセデス・ベンツ日本はCMを制作したHAKUHODO THE DAYの佐藤夏生氏、ユニバーサルミュージックの社長兼最高経営責任者・藤倉尚氏から受賞のあいさつがあった。

フィルム部門(Aカテゴリー)グランプリ
東海テレビ 代表取締役社長・内田優氏

「今年は戦後70年の節目に当たります。戦争を知らない世代が多くを占める時代になりました。受賞したCMでは20代の若い記者が「戦争とは何か?」を考え続ける姿を描きました。『あまり話したくない』という認知症になってもなお戦争の経験が消えない高齢者の言葉にドキリといたします。戦争を風化してはならない。CMもテレビジャーナリズムの一躍を担っているんだ、という点が評価されたことを何よりもうれしく思います。この受賞を励みに日本の、そして地域の今を問う努力を今後も重ねてまいります」。

フィルム部門(Bカテゴリー)グランプリ
本田技研工業 常務執行役員・関口孝氏

「約50年前、創業者の本田宗一郎は“良品に国境なし”という言葉を遺しました。今や製品のみならずコミュニケーションが国境を越え、世界の方々から評判をいただく時代になりました。その流れを汲んだ新カテゴリーでの受賞を光栄に思います。素晴らしいアーティストと多彩なクリエイターのコラボに、当社のUNI-CUB βなど先進テクノロジーが加わることで実現した映像は、瞬く間に世界中に拡散しました。YouTubeで再生回数2500万回以上(10月28日時点)ご覧になられているということで、楽しんでいただいていることと存じます。今回の受賞を励みに“良品に国境なし”の精神でよりよい製品やコミュニケーションをこれからも開発していきます」。

ラジオCM部門グランプリ
サントリーホールディングス 執行役員・宣伝デザイン本部長 久保田和昌氏

「訪日観光客数が増えていく中で、レストランやバーなどで海外のお客さまがサントリーの生ビールを注文してもらえるようにしたいと常々思っておりました。そこで、5カ国語でフレーズ化するというビッグアイデアをいただきました。ブレーン10月号のラジオ特集で電通の山本渉さんが、ラジオCMにはVoice(言葉)、Sound Effect(効果音)、Music(音楽)、Silence(沈黙)の4要素があると言及されていましたが、まさにVoiceを一番大切にしました。当社は日本の夜をいかに楽しくできるかを常々考えています。日本の夜が楽しければ、日本の景気もよくなる。今後もそういう企画を提供していきたいと思います」。

マーケティング・エフェクティブネス部門グランプリ
HAKUHODO THE DAY 佐藤夏生氏(メルセデス・ベンツ日本のCMにて)

「メルセデス・ベンツの仕事でいつも意識しているのは、自分たちはブランドの遠心力を更新できているか、ということです。コミュニケーションの力で少しでも社会のパーセプションを変えていこう。そういう気概を持って仕事をしています。ブランドの遠心力でよりブランドを発展させていきたい。よりダイナミックに動きをつけていきたい。生活者にドキドキやワクワクを抱いてもらいたい。任天堂さんのマリオとのコラボで実現できた今回の施策は従来のイメージから脱却し、意外性を提供できたのではないかと思っています」。

インタラクティブ部門グランプリ
ユニバーサルミュージック 社長兼最高経営責任者 藤倉尚氏

「先ほどPerfume3人から感謝の気持ちを述べさせていただきました。あの後、楽屋で話したところ、(彼女たちが)もう一つ言いたかったのはインタラクティブ部門で受賞できたことが本当にうれしかったということでした。なぜかと言うと、Perfumeはアジアやアメリカ、ヨーロッパなど世界での認知を高め、活躍したいという目標を持っているからです。世界中で視聴・共有できるインタラクティブ部門での受賞を喜んでいました。今回受賞できたのはチームが一丸とまとまって、一つの目標を目指すことができたからです」。

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