西川さん→谷山さんへ
「若い頃に身につけたことは何ですか?」
福里:
続けて、西川さんから。「自分の中でのベストなアイデアとは別のものが選ばれた時、どのように対応されますか? それはすぐに受け入れられますか。あるいは発想の転換方法がありますか」
谷山:
自分の中にあまりベストがなくて。クライアントが「この案がすごくいいね」と言ったら、そうかなと思っちゃう。結局のところ、他人に喜んでもらう仕事だから、他人がいいと言ってくれることを信じてやった方がいいんじゃないかと思うんです。受け入れるかどうかよりも、「あ、そうだったのか、教えていただいてありがとうございます」という感じになってしまいますね。
