5月1日より、原宿に「自撮り（セルフィー）スポットになる屋外広告」が期間限定で出現している。明治「果汁グミ」のプロモーションで、グミをもぐもぐ食べる「もぐもぐ顔」をした自分の顔を撮影するための「もぐもぐセルフィースタジオin Harajuku」だ。

若い女性の間では、自分撮りした写真、通称「自撮り」画像をSNSでシェアすることが今や当たり前となっている。さらに現在では、かわいく見せる自撮り写真を撮るために、「虫歯ポーズ」や「チュン顔」などの様々な自撮りポーズが生み出されるなど、自撮り文化は日々進化を続けている。

その一方で、誰もがかわいく撮れる“自撮りスポット”は存在していなかった。「自撮りをしたいのに、かわいい背景がない」。今回の広告は、そのインサイトをヒントに、広告自体を自撮りスポットと見立てデザインしたものだ。

まず、 “グミをもぐもぐしているだけで、勝手にかわいく撮れてしまう”3つの「もぐもぐ顔」も開発。屋外広告では、石原さとみさんがそのお手本を実演しており、石原さとみさんと同じ背景で撮影が可能だ。

さらに、「#グミをもぐもぐしているだけです」というハッシュタグ付きでのシェアを提案。多くの若者や国内外の観光客でにぎわう神宮前交差点のそばに設置されたこと、ゴールデンウィークの賑わいとも相まって、狙い通りハッシュタグとともにSNS上に写真が多く投稿されることとなった。展開期間は5月14日まで。