今や3人に1人はフリーランス。アメリカでフリーランスが多いワケ

【前回】「海外でフリーランス・アーティストとして生きるには。スズキユウリさんの仕事論。」はこちら

画像提供:shutterstock

フリーランスって何?

フリーランスという職業をご存知ですか?Googleで「フリーランス」と検索すると、「海外で話題」や「国内でも増えている」といった検索結果が上位に出てきました。実際、僕のSNS上でも職業がフリーランス◯◯という友人が日本でも増えてきています。

フリーランス(英:freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。略してフリーと呼ばれる。企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。 —Wikipedia

フリーランスとはWikipediaにもある通り、一般的に専門的な技術や知識を提供することにより賃金を得ている個人事業主のことを指します。例えば個人で営む写真家やデザイナーが例に挙げられます。検索結果が示唆する通り、アメリカでは一般的な職業形態で、Forbesの

記事

によるとアメリカ全体の就業人口のうち、約1/3がフリーランスで生計を立てているそうです。

なぜアメリカではフリーランサーがこんなにも多いのでしょうか?

次ページ 「アメリカでは、みんなが専門職」へ続く

アメリカでは、みんなが専門職

アメリカの雇用には総合職採用といった概念がなく、どんな職種であれ、就業する時点でその役職に対する一定の専門的な経験や知識が求められます。ですので就職活動の前に、まずは自分が希望する職種での経験を積むことが必要です。そのための準備として企業でインターンをしたり、必要であれば専門的な知識を勉強するための学校へ行ったりすることが一般的です。

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川島 高(アートディレクター)
川島 高(アートディレクター)

1981年生まれ。慶應義塾大学卒業後、2004年に渡米。文化庁が主催する新進芸術家海外研修員として、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) にてメディアアート修士課程修了。アーティストとして作家活動を行う傍ら、アートディレクターとしてAKQAなどの広告代理店にて活動。日本人として初めてGoogleのクリエイティブラボに参画。サンフランシスコ在住。

Facebook: https://www.facebook.com/takashi.kawashima
Twitter: https://twitter.com/kawashima_san

川島 高(アートディレクター)

1981年生まれ。慶應義塾大学卒業後、2004年に渡米。文化庁が主催する新進芸術家海外研修員として、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) にてメディアアート修士課程修了。アーティストとして作家活動を行う傍ら、アートディレクターとしてAKQAなどの広告代理店にて活動。日本人として初めてGoogleのクリエイティブラボに参画。サンフランシスコ在住。

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