地方自治体の優れた広報作品を顕彰する「全国広報コンクール」(日本広報協会主催)の受賞企業が5月16日に発表され、京都府京都市の広報紙『きょうと市民しんぶん』が最高賞となる内閣総理大臣賞に選ばれた。また総務大臣賞には、福岡県福津市の広報紙『広報ふくつ』や新潟県十日町市のウェブサイトなど7点が選ばれた。
『きょうと市民しんぶん』は、2017年2月に編集方針を変更。擬人化した漫画風のキャラクターがごみ減量に向けた取り組みや分別ルールを紹介する記事を掲載するなど、読みたくなる工夫にこだわった点が評価された。
「全国広報コンクール」は、地方自治体の広報活動を向上させる目的で1964年から実施されている。対象となるのは、広報紙(3部門)、ウェブサイト(3部門)、広報写真(2部門)、映像、広報企画の5媒体10部門で、今年の応募総数は503作品。
表彰式は6月30日に宮崎県で開催される全国広報広聴研究大会において実施される予定。
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