急成長する美容特化型 動画メディア「MimiTV」、化粧品メーカーがこぞって広告出稿する背景とは?

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国内最大級のビューティー動画メディアである「MimiTV(ミミ・ティービー)」。メイクやコスメなど美容をテーマした動画を、YouTubeやFacebook、InstagramといったSNSと自社アプリに配信し、20代女性を中心にユーザーを獲得。現在はファン登録をしているユーザーは100万人を超え、再生数は月間1,600万を超えるほどに成長している。なぜこれだけのメディアに成長できたのか、そして「MimiTV」の広告価値はどこにあるのか、MimiTV 代表取締役社長の山下主暉氏に話を聞いた。

MimiTV 代表取締役社長の山下主暉氏

大手国内化粧品メーカーから外資系ブランドまでが出稿

—なぜ、美容領域に特化したメディアをつくったのでしょうか?

「MimiTV」を開設した2015年、メディアのコンテンツが徐々にテキストから動画に移行していくことを感じていました。動画になることで、より情報としての価値が高まり、ユーザー数が増える可能性を持つ領域は何だろうと考えたときに出てきたのが、「料理」と「美容(メイク・コスメ・ヘアアレンジ)」でした。

当初は料理メディアもチャレンジしてみたのですが、当社の強みであるモデルのキャスティング力を生かすという観点と、プレイヤーの参入数など市場性から、美容に絞ることに決めたのです。

「MimiTV」は2015年5月に開設。2017年5月に、親会社であるCandleから分社化をして、「株式会社MimiTV」を設立した。現在ではチャンネル登録ユーザーが約100万人、リーチ・ユーザー数は月間で700万人。内訳はFacebookが500万人、YouTubeとInstagramは100万人となる。

—ユーザーは「MimiTV」に、どのような情報を求めているのでしょうか。

新商品のレビュー動画や、流行のメイクの動画へのアクセスが多いですね。新しく出た情報は全部知っておきたいという情報感度が高い人が多いです。

—どのような点を工夫して、動画をつくっているのですか。

「What」と「How」両方の観点から、どのような商品をどのように使えばいいのかを、身近なモデルさんから伝えていくことを行っています。遠い存在である有名人の動画ではなく、普段雑誌で見るような子や、Instagramでフォローしているような子の日常生活を知ることができ、真似できるというコンセプトです。

久恒美菜さんや美容家のピカ子さんが出演した動画が伸びている。最近では「How to」に特化して、化粧品の使用感やツヤ感も正直に伝えている。そのことで、購入後の満足度も高まるという。

—キャスティングが強いというのは、モデル事務所とのネットワークがあるのでしょうか。

そうですね。親会社であるCandleのつながりを活かし、モデル事務所とは良好な関係を構築しています。

「MimiTV」に広告を出稿してくださるコスメメーカーさまも、ブランドイメージを大切にする業界です。キャスティングから企画、撮影、編集まで、自社で制作ができて、ブランド管理ができるという点を好評いただいています。

—大手化粧品メーカーや外資系ブランドがこぞって、「MimiTV」に出稿していると聞いています。どのような広告メニューを展開しているのでしょうか。

モデルを起用し、実際に商品を使いながら話してもらう「YouTubeバージョン」と、InstagramやFacebookなどのSNSに流す「ショートバージョン」の2種類です。どちらも1本100万円と、費用対効果は他社メディアよりも高いと好評です。

—クライアントからの反応は、いかがでしょうか。

最近は、国内の大手化粧品メーカーだけでなく、外資系化粧品メーカーからも依頼をいただいています。美容に特化したメディアで、しっかりとファンを囲えていて、購買につながる点を気に入っていただいています。

米国の化粧品ブランド「M・A・C(マック)」動画。

国内メーカーで、4カ月連続でご出稿いただいている企業もありますし、大手の外資系ブランドも一度トライアルいただき反応が良かったため、毎月1回ペースで1年間番組を制作している企業もいます。

次ページ 「YouTubeチャンネルがメディアとしての強み」へ続く



お問い合わせ
株式会社MimiTV

http://mimitv.co.jp/
email:info@mimitv.co.jp

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