「ヒットさせてと言われても」山本宇一×天野譲滋×谷尻誠×石阪太郎 座談会【前編】

カフェ文化の草分け「バワリーキッチン」誕生の背景

天野:

こうしたショップのプロデュースを考える度に、空間からBGM、トイレのブラシまで、細部に気を配っている宇一さんはすごいなと、お世辞じゃなく思います。そうなりたいと思って、自分なりに取り組んでいます。

山本:

さまざまな事例を聞いていて、実は僕がしてきたことは対極にあるような気もします。僕が1軒目につくった駒沢公園の近くにある「BOWERY KITCHEN(バワリーキッチン)」は、26坪ほどの小さなお店で、今年6月で20年になりました。ここは誰かに「ヒットさせて」と言われて始めたわけではなく、自分の生活のためにつくった店です。

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