「ギブ&テイク」の行く末は、幸福か疲弊か。 — #4 give&givenの法則

「take&taken」は疲弊を生み、「give&given」は幸福を生む。

ここらで冒頭の問いに戻りましょう。ビジネスでは「ギブ&テイク」の関係が当然、という話をしました。しかしその多くは厳密にいうと「

テイク&テイクン(take&taken)

」、つまり

“利用し合う関係”

なのではないでしょうか。

その人と関係を持つことは、会社にどれだけメリットがあるのか。利用価値はあるのか。お金は生むのか。つまり目的はお金であり、人間関係は手段にすぎません。手段はいつでも交換可能だからこそ、人間関係はある種ゲーム感覚で随時最適化され、“いかに相手を利用できるかを競い合う”ことが当たり前になっていないでしょうか。

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鈴木雄飛
鈴木雄飛

1989年生まれ、2012年電通入社。得意領域は、戦略の設計と、コンセプトやコアアイデアの開発。その他、事業やタレントのコンサルティング、PR・イベント・WEBプロモーションの企画、マス&デジタルのメディアプランニングなど、手法はこだわらずに課題解決に必要な領域に日々チャレンジしています。

鈴木雄飛

1989年生まれ、2012年電通入社。得意領域は、戦略の設計と、コンセプトやコアアイデアの開発。その他、事業やタレントのコンサルティング、PR・イベント・WEBプロモーションの企画、マス&デジタルのメディアプランニングなど、手法はこだわらずに課題解決に必要な領域に日々チャレンジしています。

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