「ダンサーのことが分からない!」と悩んでいる広告制作者の皆さんへ

ダンサーにとっての「カッコいい」って何?

筆者の所属するダンスカンパニー「DAZZLE」の公演より

初めまして。

飯塚浩一郎と申します。

広告のクリエイティブディレクター、コピーライターであり、プロフェッショナルのダンサー、振付家としても活動しています。

かれこれ、15年ほどパラレルキャリアを続けているでしょうか。

数年前からダンスが小学校・中学校で必修化され、「ダンス経験者」の数は爆発的に増加しています。

その影響か、ダンスCM・ダンスPVに代表されるダンスを使ったクリエイティブも本当によく目にするようになりました。

世界的にもその傾向があるので、音楽の大きな流れがバンドサウンドから踊れる音楽へ移行していることも原因だと思われます。

それは広告とダンスの両方の世界に身を置く自分としては大変喜ばしいことなのですが、変化が急激であるがゆえか、広告制作者の方々から「ダンスが、ダンサーのことが分からない!」、ダンサーから「エンターテイメント業界でどうやって振舞えばいいのか分からない!」という相談を、日々たくさん受けるようになりました。

当コラムでは、クリエイターとダンサーのズレをできる限り解消し、ダンスとクリエイティブの幸福な関係を築くお手伝いができればと思っています。

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飯塚浩一郎
飯塚浩一郎

1978年生まれ。コピーライター・クリエイティブディレクターであり、ダンサー・振付家。言葉と身体をクリエイティブの両輪に、広告・映像・舞台・ファッションなど様々な領域を自由に行き来して活動している。慶應義塾大学卒業後、株式会社博報堂を経て、株式会社DAZZLE設立。広告においてはカンヌ広告祭シルバー、アドフェストゴールド、TCC新人賞など受賞。ダンスにおいてはダンスカンパニー「DAZZLE」で海外の芸術祭にも数多く招聘され、2017年のカザフスタンアスタナ万博のジャパンデーでもパフォーマンスを行う。坂東玉三郎演出の舞台「バラーレ」で主演を務めるなど、様々なアーティストとのコラボレーションも。都内病院を舞台に行われた日本で初めての本格的イマーシブシアター公演「Touch the Dark」は即日完売となり、多方面から注目される。

飯塚浩一郎

1978年生まれ。コピーライター・クリエイティブディレクターであり、ダンサー・振付家。言葉と身体をクリエイティブの両輪に、広告・映像・舞台・ファッションなど様々な領域を自由に行き来して活動している。慶應義塾大学卒業後、株式会社博報堂を経て、株式会社DAZZLE設立。広告においてはカンヌ広告祭シルバー、アドフェストゴールド、TCC新人賞など受賞。ダンスにおいてはダンスカンパニー「DAZZLE」で海外の芸術祭にも数多く招聘され、2017年のカザフスタンアスタナ万博のジャパンデーでもパフォーマンスを行う。坂東玉三郎演出の舞台「バラーレ」で主演を務めるなど、様々なアーティストとのコラボレーションも。都内病院を舞台に行われた日本で初めての本格的イマーシブシアター公演「Touch the Dark」は即日完売となり、多方面から注目される。

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