「ダンスはアメリカが一番!」はいまも正しい?それとも過去の話?

【前回コラム】「コンテンポラリーダンスって、どうディレクションすればいいの?」はこちら

世界トップレベルのダンサーが日本には大勢いる

RED BULL BC ONE 2016で優勝した日本人ダンサー、ISSEI。(写真 AYATO.)

私事ですが、クリエイティブディレクターとしてニューヨークのクリエイティブエージェンシーであるPARTY NEW YORKに参加することになりました。

ということで今回のコラムは、世界のダンスと日本のダンスの関係性について。主にストリートダンスにおいてです。

一般の方はまだ、「ダンスはアメリカが本場!」「ダンスで日本人が勝てるはずない!」と思われている方が多いでしょうか。

映像制作の現場でも、まだまだ、日本人ダンサーよりはるかに高額のギャランティを払って、海外のダンサーを振付師として呼んでいるケースも見られます。

これについて、結論から言うと、ダンスのレベルだけで見れば、各ジャンルに世界トップレベルの日本人ダンサーが存在します。

ですので、よほど限定的な条件でない限り(後で書きます)、日本人ダンサーを選んだ方がコスト的にもコミュニケーションの面から見てもいいと思います!

ダンスのレベルを見るとき、ある程度指標にできるのはコンテストとバトルの結果。

世界的なコンテストやバトルで近年、たくさんの日本人ダンサーが優勝、入賞しています!でも、残念ながらほとんど知られていませんね。

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飯塚浩一郎
飯塚浩一郎

1978年生まれ。コピーライター・クリエイティブディレクターであり、ダンサー・振付家。言葉と身体をクリエイティブの両輪に、広告・映像・舞台・ファッションなど様々な領域を自由に行き来して活動している。慶應義塾大学卒業後、株式会社博報堂を経て、株式会社DAZZLE設立。広告においてはカンヌ広告祭シルバー、アドフェストゴールド、TCC新人賞など受賞。ダンスにおいてはダンスカンパニー「DAZZLE」で海外の芸術祭にも数多く招聘され、2017年のカザフスタンアスタナ万博のジャパンデーでもパフォーマンスを行う。坂東玉三郎演出の舞台「バラーレ」で主演を務めるなど、様々なアーティストとのコラボレーションも。都内病院を舞台に行われた日本で初めての本格的イマーシブシアター公演「Touch the Dark」は即日完売となり、多方面から注目される。

飯塚浩一郎

1978年生まれ。コピーライター・クリエイティブディレクターであり、ダンサー・振付家。言葉と身体をクリエイティブの両輪に、広告・映像・舞台・ファッションなど様々な領域を自由に行き来して活動している。慶應義塾大学卒業後、株式会社博報堂を経て、株式会社DAZZLE設立。広告においてはカンヌ広告祭シルバー、アドフェストゴールド、TCC新人賞など受賞。ダンスにおいてはダンスカンパニー「DAZZLE」で海外の芸術祭にも数多く招聘され、2017年のカザフスタンアスタナ万博のジャパンデーでもパフォーマンスを行う。坂東玉三郎演出の舞台「バラーレ」で主演を務めるなど、様々なアーティストとのコラボレーションも。都内病院を舞台に行われた日本で初めての本格的イマーシブシアター公演「Touch the Dark」は即日完売となり、多方面から注目される。

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