日本の「スーパーキッズダンサー」の完成度は半端ない

【前回コラム】「「ダンスはアメリカが一番!」はいまも正しい?それとも過去の話?」はこちら

ダンス界はモンスターチルドレンだらけ!?

小学生から大人までの混成ダンスチーム「FABULOUS SISTERS」(写真 AYATO.)

当コラムは、早晩日本はダンス経験者が多数を占める国になるという見通しで書いていますが、それはリズムダンスの義務教育化の流れから、きっとうそうなるであろうと予測しています。

もともと日本人は盆踊りや阿波踊りなど折に触れて踊ってきた歴史を考えると、ダンスがかなり好きな国民性なんだと思います。

ということで、ダンスの未来は明るいという話をしてきたのですが、今回はそれを私に120%確信させてくれる、キッズダンスについて書いてみようと思います。

なんとなく、テレビなどで「スーパーキッズダンサー登場!」というような取り上げられ方をしているのを見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが、そんな生易しいものではなく、現代の日本の子供たちのダンスはもはや恐怖すら感じさせる完成度です。

その、すさまじさは世界のダンスシーンも震撼させてきました。

簡単に言うと、子供でありながら大人のプロダンサーよりはるかに上手いキッズダンサーが日本にはたくさんいるのです。

Jacson5時代のマイケル・ジャクソンさながら、大人に混じって活躍し、前回のコラムでも紹介したドイツで行われる世界一のブレイクダンスの大会Battle of the yearで準優勝したのが、TAISUKEさんとTOSHIKIさん。

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飯塚浩一郎
飯塚浩一郎

1978年生まれ。コピーライター・クリエイティブディレクターであり、ダンサー・振付家。言葉と身体をクリエイティブの両輪に、広告・映像・舞台・ファッションなど様々な領域を自由に行き来して活動している。慶應義塾大学卒業後、株式会社博報堂を経て、株式会社DAZZLE設立。広告においてはカンヌ広告祭シルバー、アドフェストゴールド、TCC新人賞など受賞。ダンスにおいてはダンスカンパニー「DAZZLE」で海外の芸術祭にも数多く招聘され、2017年のカザフスタンアスタナ万博のジャパンデーでもパフォーマンスを行う。坂東玉三郎演出の舞台「バラーレ」で主演を務めるなど、様々なアーティストとのコラボレーションも。都内病院を舞台に行われた日本で初めての本格的イマーシブシアター公演「Touch the Dark」は即日完売となり、多方面から注目される。

飯塚浩一郎

1978年生まれ。コピーライター・クリエイティブディレクターであり、ダンサー・振付家。言葉と身体をクリエイティブの両輪に、広告・映像・舞台・ファッションなど様々な領域を自由に行き来して活動している。慶應義塾大学卒業後、株式会社博報堂を経て、株式会社DAZZLE設立。広告においてはカンヌ広告祭シルバー、アドフェストゴールド、TCC新人賞など受賞。ダンスにおいてはダンスカンパニー「DAZZLE」で海外の芸術祭にも数多く招聘され、2017年のカザフスタンアスタナ万博のジャパンデーでもパフォーマンスを行う。坂東玉三郎演出の舞台「バラーレ」で主演を務めるなど、様々なアーティストとのコラボレーションも。都内病院を舞台に行われた日本で初めての本格的イマーシブシアター公演「Touch the Dark」は即日完売となり、多方面から注目される。

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