【前回コラム】「日本のメイカーズ文化を京都から広げる、若きベンチャー企業」はこちら
関西でかたちラボという屋号でコピーライターをしている田中です。現在、地方創生の一環として全国各地で様々なプロジェクトが立ち上がったり、地域ブランディングが行われたりしています。たくさんのクリエイターが関わり、年々加熱しているのが現状です。生まれ育ち、活動拠点が違う外部クリエイターが第三者目線で必要なことや地域の価値というのは当事者ではないからこそ見えてくるものもあるでしょう。もちろん、それも可能性の1つ。しかし、持続性を考えると内部の当事者たちが旗を振って試行錯誤していく方が、経験も含め積み上がるはずです。
今回は自分の立ち位置を活かし、距離感やバランスを保ちながら地元と向き合っていくことを実践する方のお話です。
ヘソノオプロジェクト・大森康弘さんの場合
「関西で戦う。クリエイターの流儀」第12回目に登場していただく大森さんは電通本社(東京)で働きながら、大森さんの地元・兵庫県西脇市で「ヘソノオ」というコンセプトを旗印にし、まちのブランディングを行っています。その「ヘソノオプロジェクト」の話を中心に、これからの地域プロジェクトの関わり方、そしてご自身の経験も踏まえた働き方について伺いました。