マーケターが陥りやすい「ターゲティングの罠」「ロイヤリティの幻想」

ターゲティング論の目的はブランドに対する「投票数」を高めること

森岡氏は1については簡単にしか述べていませんが、USJの成功ケースで彼が明確にターゲット向けに開発したのは「ファミリー向けの施設の充実」です。それまでの映画のテーマパークとしてのUSJでは、ターゲットが映画ファンとなり、顧客の幅としてあまりに狭過ぎたためです。映画のテーマパークからエンターテインメントの総合パークにポジショニングに変更したのも、そのターゲット層を大阪のテーマパーク商圏人口の制限を破るためでした。

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鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)
鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

鈴木健(ニューバランス ジャパン マーケティング部長)

1991年広告会社の営業としてスタートし、ナイキジャパンで7年のマーケティング経験を経て2009年にニューバランス ジャパンに入社し現在に至る。ブランドマネジメントおよびPRや広告をはじめデジタル、イベント、店頭を含むマーケティングコミュニケーション全般を担当。

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