アイデアに「翼を授ける」 レッドブル流のソーシャルイノベーター支援とは

ソーシャルイノベーターのアイデアを社会全体へと広げる後押し

南アフリカのThato Kgatlthanyeさんとそのバッグ
クレジット:Luke Daniel / Red Bull Content Pool

では具体的にどんなプロジェクトがあったのかということになるが、一つの事例を紹介しつつ、レッドブルがこれになぜ取り組んでいるのかも考えてみたい。

Red Bull Amaphiko (レッドブル・アマピコ)、2014年に南アフリカから始まり、ブラジル、北米に広がったレッドブルが行なっているソーシャルアントレプレナーのためのプログラムだ。その一例として、23歳の南アフリカ在住の女性が、たくさんの捨てられているプラスチック袋からソーラー機能つき学生用のバッグを作るというアイデアをサポートした。プラスチックといえば、最近ではマクドナルドやスターバックスがプラスチックストローを全廃するといったことがニュースになり、SDGsという観点から多くの注目が寄せられており、現在は企業から個人まで何かしなくてはといったムードになってきている。

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長田新子(一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局次長兼プロジェクトデザイナー)
長田新子(一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局次長兼プロジェクトデザイナー)

AT&T、ノキアにて、情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、その後独立。現在は2018年4月に設立された一般社団法人渋谷未来デザインの事務局次長兼プロジェクトデザイナー。

長田新子(一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局次長兼プロジェクトデザイナー)

AT&T、ノキアにて、情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、その後独立。現在は2018年4月に設立された一般社団法人渋谷未来デザインの事務局次長兼プロジェクトデザイナー。

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