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東京広告協会・白川忍賞に仲畑貴志氏、特別功労賞に土橋代幸氏が決定

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東京広告協会の第38回(平成31年)「東京広告協会 白川忍賞」選考委員会が12月6日に開かれ、クリエイティブディレクターコピーライター 仲畑貴志氏に同賞が贈呈されることが決まった。また特別功労賞は、デルフィス常務取締役 土橋代幸氏に贈呈されることになった。

同賞は1947年に設立された日本広告会(現東京広告協会)の初代理事長・故白川忍氏(資生堂宣伝普及部長、同常務取締役等歴任)より贈与された寄付金をもとに、1982年に制定されたもの。同氏の広告界における卓越した業績を讃えて、毎年広告の発展向上に貢献した業績や活動に対して贈られる。

仲畑氏は1960年代よりコピーライターの先駆者として活躍、ヒットコピーを数多く生み出し、カンヌ国際広告祭金賞をはじめ、広告賞を多数受賞している。1981年に仲畑広告制作所を設立以降、広告戦略だけでなくマーケティング戦略まで幅広く手掛け、広告クリエイティブの質的向上に大きく寄与。日本におけるコピーライターの地位を確立した第一人者として、卓越した業績を残した。また、2007年より東京コピーライターズクラブ(TCC)会長を務め、後進の育成にも積極的に取り組み、第一線で活躍するコピーライターを数多く輩出している。こうした長年に渡る広告界への多大な貢献が、今回の贈賞となった。

土橋氏は、1984年トヨタ自動車入社、90年より宣伝部、その後トヨタマーケティングジャパン取締役等を歴任、2018年6月より現職。トヨタの広告宣伝業務の中核を担い、次々と先進的な広告を発信し広告界全体の牽引役を果たした。また、2015年から2018年2月まで東京広告協会の理事を務め、他の団体でも日本アドバタイザーズ協会副理事長、ACC、日本マーケティング協会、日本広告審査機構、ACジャパン、日本ABC協会など公的職務を数多く歴任した。公益活動に多大な貢献をするなど広告界の発展向上に大いに寄与したことが贈賞理由である。

贈賞は、2019年2月22日、東京會舘で開かれる第91回定時総会の席上で行われる。