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23歳の女性起業家・ハヤカワ五味が語る“妄想力”とラジオの未来

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ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティを務めるTOKYO FMの新番組「マスメディアン 妄想の泉」。4月6日の初回放送では、これまでハヤカワさん自身が手がけてきたことを振り返りつつ、音声メディアのこれからについて語りました。

パーソナリティを務めるハヤカワ五味

番組では“すべてのクリエイティブは妄想から始まる”をキーワードに、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。

現在ハヤカワさんは、胸が小さい女性向けのランジェリーブランド「feast(フィースト)」や、細身ワンピースブランド「DOUBLE CHACA(ダブルチャカ)」など、“課題解決型”と銘打ったアパレルブランドを運営する、ウツワの代表取締役でもあります。

「より多くの人のコンプレックスがなくなればいい」という思いからブランドを立ち上げたハヤカワさん自身、中高生時代は「体型や胸のサイズなど、自分に自信のない女の子で、コンプレックスの塊だった」と言います。

例えば、奥二重であること。ハヤカワさんには「まぶたは二重であるべき」という思いこみがあり、いつもメイクで二重にしていたとか。

転機が訪れたのは、ある“妄想”をしたから。「商品の力やモデルなど、見せ方ひとつで(コンプレックスのとらえ方は)変わり得るのではないか……と妄想したからこそ、コンプレックスを肯定するような今のブランドができた」と振り返ります。

「5年後、10年後、バリバリ仕事もして、充実した日々を送れる女性がどんどん増えている妄想を毎日しています。まずは自身がそのキャリアモデルとなることを念頭におき、さまざまな情報発信をしています」(ハヤカワさん)

そんなハヤカワさんが最近、「これはヤバい!」と感じたのは、動画配信サービス「Netflix」で観たSFドラマ『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』。

同作は、視聴者の選択が物語に影響する「インタラクティブ映画」。複数のエンディングが用意されています。

「ロールプレイングゲームのように、自分の選択によってストーリー展開が変わっていくので『こっちを選んでいいの!?』と、ハラハラしながら観ました。その分、通常の映画よりも作品を身近に感じられた」と感想を述べながら、「こんな作品が、今後たくさん出てくるかもしれない」と妄想を膨らませました。

また、今回がレギュラーのラジオパーソナリティ初挑戦のハヤカワさん。音声コンテンツについて、振り返る場面もありました。

現在、ハヤカワさんは23歳。3つ下の妹はラジオを聴いているようすはなく、自身も「思い返せば、ラジオと言えば、おじいちゃんが持っていた気がする……くらいのイメージだった」と明かします。

しかし今では、スマートフォンやパソコンで手軽にラジオ放送が聞ける「radiko(ラジコ)」などのサービスもあり、場所や状況を選ばずに聴取できるようになり、「以前より身近なものとして感じている」と話します。

「ラジオのいいところは、情報との偶然の出会いがあるところ。10歳代~20歳代は、SNSでフォローしている人が発信する情報など、自分が欲しい情報のみを選びがちだからです。視野を広げるために、若い方々にもっと(ラジオを)聞いてもらいたら」(ハヤカワさん)

“妄想”はラジオの未来にまで及びました。
「スマホの普及のおかげで、ラジオのこれからは明るいのでは。メイクをしながら、お風呂に入りながら、動画を見ながらなど、『ながらスマホ』をする人が増えていますよね。すきま時間に、音声コンテンツを利用する人が増える可能性はあると思います。スマホに続き、スマートスピーカーの普及が進めば、家事や子育てをしながら聞いてもらえるチャンスもありそうですね」(ハヤカワさん)

【この記事の放送回をpodcastで聴く


<番組概要>
番組名:マスメディアン 妄想の泉
放送日時:毎週土曜 24:30~25:00
パーソナリティ:ハヤカワ五味
番組Twitter:@mousou_tfm