総合映像プロダクションである東北新社とクリエイティブカンパニー Whateverは共同出資し、新会社WTFC(ダブル ティーエフシー)を10月1日に設立する。
WTFCは、東北新社とWhateverの共同出資(50%:50%)により設立されたジョイントベンチャー。アクティベーションやプロモーション、フィルムコンテンツのプロデュース、新規プロダクトの開発、エンターテイメント施設の施工管理や運営、自社興行の企画運営、新規事業開発や投資などを行う。代表取締役社長 CEOに東北新社 吉田大二氏が、取締役 CCOに川村真司氏、取締役 CSOに富永勇亮氏(二人はWhateverと兼務)、取締役に東北新社 河西正勝氏が就任する。
Whateverは、PARTY NewYork & Taipeiとdot by dotが2019年1月に合体して設立。東京、ニューヨーク、台北、ベルリンを拠点として、広告、ブランディング、テレビ番組、ゲーム、プロダクトなどのコンテンツや新規事業開発まで様々なものづくりを手がけている。また、COTODAMA(Lyric Speaker)、BASSDRUM、YUMMY SAKEへの出資をしており、今年6月にはNew Yorkで、KASAというクリエイティブ・ユニットを立ち上げるなど、積極的な投資、アライアンスを仕掛けている。
設立の背景について、CEO吉田大二氏とCCO川村真司氏は次のように話している。「メディアが多様化し、デジタルシフトやソーシャルシフトが加速度的に進み、広告業界やエンターテイメント業界におけるコンテンツの種類が増え続けるなか、プロダクションも大きな進化を遂げなくてはなりません。自社サービスや自主興行などの事業領域拡大、そしてグローバルでの営業力、制作力の強化など、新領域における両社の方向性が一致したので、その領域に特化した新会社の設立に至りました」。
共同プロジェクトの第一弾として、乃木坂に制作拠点となるCreative Commune “Wherever”をオープン。“Wherever”の1F、2Fはギャラリー、3,4,7Fはオフィス、5Fはコワーキングスペース、6Fはファブスペースとなる予定。
「“Wherever”は、我々にとって、制作拠点でありながら、発表の場でもあります、この場所で、新しいコンテンツ、サービス、作品を発表していきます」(川村氏)。
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